Category: 政治

今日から7月である。2010年も半分過ぎた訳だが、サッカーW杯の話題の次はやはり「参議院選挙」だろう。それも、注目を集めているのが比例区を中心に数多(あまた)立候補したタレント候補だ。タレントという呼び名については、明確な定義があるわけではない。タレント業も居れば、単にメディアを通じて高い知名度があるという理由でタレント候補と呼ばれる場合もある。高い知名度があった場合には学者や作家、スポーツ選手出身者、或いは本来タレントには含まれない筈のアナウンサー出身者などについてもそのように表現されることもある。

元々、参議院選挙の比例区は候補者1名を記入する「全国区」として1947年から1980年まで12回実施された。遊説地域が全国と広いため「残酷区」や「銭酷区」と揶揄されていたが、当時石原慎太郎青島幸男横山ノック等後に地方首長に転身した国会議員が誕生した。1983年から導入された現在の「拘束名簿比例代表制」は、政党名を書くようになったので名簿順が上位であれば当選出来るため、「全国区」当時より大分楽になったようだ。比例区になってからは、主なところでは舛添要一大仁田厚蓮舫丸山和也丸川珠代等が議員バッジを付けている。さて、7月11日投票予定の参議院選挙には、どんなタレント候補が立候補しているのだろか?

ダントツに知名度が高いのは、柔道の谷亮子(民主・比例)と俳優の三原じゅん子(自民・比例)だろう。特に谷は小沢一郎の秘蔵っ子と呼ばれているが、現役を続行すると言っているそうだから驚きだ。彼らの知名度は歴代でも図抜けており、選挙カーに乗っているだけでニュースになるのだから他の候補者は戦いにくいだろう。その他に比例では、野球界から巨人軍の不世出の名投手堀内恒夫(自民)、「絶好調男」の中畑清(たちあがれ日本)、「いぶし銀」とファンから愛された石井浩郎(自民)などが出馬している。

その他にもスポーツ界からは、プロレスの西村修(国民新党)や体操のオリンピックのメダリスト池谷幸雄(民主)、再選を目指す神取忍等が名乗りを上げている。又、往年の「人気アイドル」である岡崎友紀(民主)、紅白出場歌手の庄野真代(民主)、「ハッピー&ブルー」のリーダー敏いとう、或いは関西落語の桂きん枝(民主)等が立候補しているようだ。地方選挙区では、山口選挙区から俳優の原田大二郎(民主)、大阪選挙区からは「探偵ナイトスクープ」のパーソナリティで崇教真光(まひかり)の信者である岡部まりが名乗りを上げている。

当選の見通しとしては、三原は大丈夫だろう。又、「大阪にはお笑い表が100万票」と言われて他の選挙区とは一線を画すエリアの岡部は当選するだろう。果たして、他の候補たちの結果や如何に?大いに楽しみである。(*^_^*) junko_mihara.jpeg

                <男性遍歴で名高い三原じゅん子も来月から国会議員¿>

鳩山首相退陣に伴い、民主党の後継代表選挙に菅直人と余り耳慣れない名前の「樽床伸二」が立候補した。ボケ老人?で民主党の長老である渡辺恒三(78才・当選14回)曰く、彼は「民主党七奉行」の1人らしい。七奉行とは岡田克也(東大卒・57才・同7回)、前原誠司(京大卒・48才・同6回)、仙谷由人(東大卒・64才・同6回)、野田佳彦(早大卒・53才・同5回)、枝野幸男(東北大卒・46才・同6回)、玄葉光一郎(上智大卒・46才・同6回)と彼を指す。彼は、1959年8月6日に仕立て服職人である父の長男として島根県で生まれた。従って現在50歳だが、野田や玄葉、原口一厚総務大臣同様「松下政経塾」出身の当選回数5回の衆議院議員である。

彼は、スポーツ万能で中学時代はサッカー、高校時代は甲子園を目指す野球少年だったらしいが、家は決して裕福でなく、幼い妹が自身の眼前で交通事故死するなど幼少期に非常に辛い体験をしたようだ。又、祖父は全盲の障害者だったが、「たとえ障害者であっても自分の足で立って生きていくべきだ」というしっかりとした考えを持つ人だったようだ。その祖父の教えが、その後「機会の平等」の実現を訴える政治家としての道を決定づけることとなる。しかし、「なんとか委員長」という肩書程度しか知られていない彼が、何故不利が予想される今回の「党の代表=首相」指名選挙に立候補したのだろうか?

七奉行の内、彼以外の殆どが「反小沢」を鮮明にしている。「小沢グループ」は党内約150人の議員を擁する最大派閥であり、その存在を明確にするために、小沢がグループの彼を選んだいう説が一つである。もう一つのうがった見方として、昨日の立候補の記者会見で菅が、「小沢が面会を申し込んでも会ってくれない」と述べていたが、そこら辺りにヒントが有りそうだというものだ。要するに、菅首相が誕生しても、小沢が厳然として闇将軍として影響力を持ち続けるために今は、敢えて距離を置いているというポーズが必要だという説である。何れにせよ、「樽床」はダミーで選ばれたことになる。

後者が事実であれば、これ程の「茶番劇」はないが、私が思うに「樽床」はこの機会を大いに利用すればいいのだ。かつて小泉元首相は何度も総裁選に出馬し落選を重ねた結果、歴史に名を残す一国の宰相に上り詰めた。「樽床」は、衆議院議員の80議席の定数削減を打ち出しているが、大いに共感を呼ぶところである。彼は、前掲の如く党内の実力者と比べても経歴的にそんなにそん色ない。そう、近い将来ひょっとすると「瓢箪から駒」が出るかもしれない? image.jpeg

         <樽床は早くから"普天間問題"で「社民党の政権離脱も止むなし」と訴えていた。>

昨日『小鳩』が、民主党小沢幹事長と同輿石参議院議員会長との三者会談の後、記者の「続投ですか?」という質問に対して、「「サムアップ」してみせた。「「サムアップ」とは文字通り「thumb(親指) up」で、グーから親指を立てるポーズである。よくロックグループなどが、コンサートで見せるが明確な意味が無く、強いて言えば「よくやったぜ!」と言うくらいの意味だろう。もしそういう意味合いで考えるならば、鳩山下ろしを画策し輿石とそれを同調せざるを得なくなった小沢に抵抗し、「押し返したんだよ!」と言う事になる。

小学校の2,3年の頃だろうか?こんな事が有った。1人のガキ大将の「腕白坊主」が、ひ弱で落ちこぼれ気味の同級生を事あるごとにイジメていた。ところが、或る日の事、何時ものようにイジメが始まった途端、落ちこぼれの彼が泣きながら「腕白坊主」に向かって行ったのだ。所謂」"窮鼠猫を噛む"ってやつで、「腕白坊主」は思わぬ反撃を受けてたじろぎ、それ以来彼に対するイジメを止めてしまった。弱い者でも逃げ場を失う程追いつめられると居直って天敵と言えるような相手さえ立ち向かって行き異常な力を発揮するものである。

少し例が違うかもしれないが、今の鳩山首相がそれに似ている。普天間基地の移転では、もたついたものの、社民党の政権離脱は彼だけの責任ではなく、党の責任でもある。内閣の支持率下落も小沢の"政治と金"の問題も影響しており、若し彼が首相を辞任するとしたら小沢と刺し違える覚悟と見受けられる。正に≪窮鼠猫を噛む"か?≫である。彼は以前にも「サムアップ」のポーズをとった事が有る。それは、2009年8月に政権交代が現実味を帯びてきた時で、民主党本部で同じように親指を立てた。彼は勝算がある時は、少し品格に欠けるが必ず親指を立てるようだ。 20100602-00000048-san-pol-view-000.jpeg

                  <三者会談の後渋い表情で引き上げる小沢幹事長>

独立行政法人や公益法人を対象とした、「事業仕分け」第2弾が終了した。独立行政法人の下には、多くの政府系の財団法人や公益法人が存在するのだが、今回は、<①公的な補助金を受け取っている②官僚が天下っている③一定の権限を付与されている④財産・資産が多い>等に当てはまる法人をピックアップしたようだ。要するに、卒業した役人達がどのくらい居て幾らも貰っているか?、或いは利益の中抜きをしていないか?、資金を留保し過ぎていなか?、はたまた天下りのためだけの組織ではないか?、と言うような事をチェックした訳だ。

第一弾が予算編成そのものにメスを入れたが、今回は私達庶民が直接関与する場面に対する「仕分け」だけに解り易かった。そこで浮かび上がったものは、多くの法人を介して私たちの税金やお金が、大した検証を受けずに漫然と浪費されている構図だ。特に「日本宝くじ協会」の仕分け人にたいする受け答えには、傍聴した人達から驚きの声や溜息が充満し、ヤジも飛んだようだ。「宝くじ」は庶民の夢である。当たる確率は"人が雷に当たる程"(*^_^*)低いのだが、多くの人々はその夢を買っているのだ。仕分け人の寺田議員は、「問題解決まで宝くじの販売を認めるべきではない」とまで断じたが、総務省は早急な改革が望まれる。

その他にも、警察庁のOBが組織する「全日本交通安全協会」が作る誰も読まない「交通の教本」や、国土交通省のOBが天下る「全日本トラック協会」や公営ギャンブルを司る各法人内部の浪費が指摘された。我が国が「役人天国」と言われて久しいし、多くの大学に就職のための「お役人研究会」が有ると聞く。何れにせよ、この「仕分け」で指摘された無駄遣いは約40億円と左程多くはないが、今後との第3弾、4弾と民主党政権は継続して欲しいものである。何故なら、政権交代によってもたらされた国民のメリットはこれ以外に見当たらないからだ!

20100525-00000539-san-bus_all-view-000.jpeg 250px-Renho.jpeg <「日本宝くじ協会」の広報活動を無駄と断じた「仕分け」と「仕分け」活動に依って次代の民主党党首とまで噂される蓮舫議員>

無題.JPGおおTBSテレビの土曜日朝の番組"みのもんたのサタデーずばッと "のレギュラーコメンテーターとして、ピンクやグリーンの派手な洋服を着、眉間にしわを寄せて口角泡を飛ばす女性が居る。言わずと知れた、社会民主党の福島瑞穂党首である。彼女は、人権派弁護士として、テレ朝系「朝まで生テレビ」を始めテレビの政治討論番組で名を上げ、その知名度を買われ1998年の第18回参議院選挙で社民党の比例区から出馬し、初当選した。以降、社民党神奈川県連合代表、党幹事長などを歴任した後、2003年の第43回衆議院議員総選挙で社民党が大敗したため、党首土井たか子の引責辞任を受け、彼女が後任の党首に就任したのだ。

今彼女が、鳩山内閣の普天間基地移設問題への対応で連立政権を離脱するか否かの選択を迫られている。恐らく政党支持率が1%前後(2010年4月日経リサーチ調べ)なので、存在をアピールするためは離脱という選択肢は取らないと思うが、どうも軟派の私は彼女が好きになれない。彼女は東大在学時代から、左翼の戦士?として名を馳せたらしいが、私の学生時代を振り返ってみても、箸にも棒にも掛からない同じようなタイプの女性が多かった。

今日沖縄入りする彼女に付いて、意外と知られていない事があるようだ。夫は日弁連の事務総長の海渡雄一氏であるが夫婦別姓を実行するため、婚姻届を提出せず事実婚を貫き通している。 又、少子化対策特命担当大臣に就任しているが、その一方で過去には『産まない選択 子供を持たない楽しさ』との主張の著書や、自著『福島瑞穂の落第子育てノート』においては子育てからの解放を訴えていて、少し矛盾しているように思う。それにゴールデンウイークの赤松農林水産大臣の代理していたが、彼女が策を弄さなかったから自身の出身県である宮崎県で発生した口蹄疫の蔓延に繋がったかもしれない。その後5月16日に現地入りしたが、時既に遅しである。

彼女は、参議院議員であるため衆議院通常国会での代表質問に立てない。 その腹いせに、テレビでほざいたり言い訳したりするのだろうか?(--〆)