Category: 政治
今日は又も息子から面白くないと言われている政治ネタである。菅政権の不人気が際立ってきた。何でも最近の世論調査の結果では、次期首相に相応しい人のトップに、小沢一郎が浮上してきたらしい。それにしても日本人は、何と気まぐれな人種なのであろうか!先のリース業協会の勉強会で講演してくれた民主党の樽床伸二議員に、私は講演後に次の様な代表質問をした。『貴方は6月の代表選挙で菅氏と戦い、129票を獲得して善戦しましたね。又、9月の代表選挙でも、旧「民主党七奉行」の中で唯一小沢氏を支持した事に依り、今年2度も菅氏と争った訳ですが、貴方は彼の首相としての資質に疑問を持っているのですか?』と問うたのだ。
樽床氏は、苦笑いしながら『大変答え難い質問です。その答えは皆さんのご想像に任せます』と返事したことから彼の考えは推して知るべしだった。菅政権は、陰の総理と揶揄される仙石由人官房長官と馬淵国土交通相の問責決議が可決されたのも拘わらず、続投させ与野党対立したまま国会を閉会した。確かに衆議院の不信任決議案の場合とは異なり、参議院の問責決議案の議決には「憲法69条」が規定するような法的効力はないらしい。但し、過去問責決議が成立した政治家3人は、何れもその職を辞している。
その3人とは、平成10年の額賀福志郎防衛庁長官、20年の福田康夫首相、21年の麻生太郎首相だ。額賀氏は1カ月後に辞任、福田氏は3カ月後に退陣、麻生氏は7日後に衆院を解散と、いずれも辞任または解散に追い込まれている。そう!如何に拘束力がないとは言え、『議会制民主主義』の原則からすれば、この決定は無視できないのである。菅さんは、この決議を重く受け止め、早急に仙石の首を斬らねば来年1月の通常国会が紛糾し、菅政権が崩壊して行くの間違いないだろう!何れにせよ菅政権の終焉は刻々と近づいてているようだ。
<左翼に傾倒して行った頃の仙石由人。彼の趣味は料理だそうだ。>11月22日(月) ≪「愚か者めが!」≫
『法務大臣とは良いですね。二つ覚えときゃ良いんですから。 個別の事案についてはお答えを差し控えますと、これが良いんです。 わからなかったらこれを言う。で、後は法と証拠に基づいて適切にやっております。この二つなんです。まあ、何回使ったことか。』などと得意顔で講演した柳田法務大臣が今日午前中辞任したようだ。冗談半分に言ったのだろうが、真に以って不見識極まりない発言であり、辞任は止むを得ない事だろう。遅きに失した感のある辞任劇だが、現在56歳の彼の経歴は、一風変わっている。1973年に東大教養学部理科I類に入学するも中途退学し、一度寿司職人を目指したのだ。
1981年に東大工学部船舶工学科へ再入学し、1983年3月に卒業。同年4月に神戸製鋼入社、1990年の第39回衆議院議員総選挙に旧広島3区から民主党公認で出馬し、初当選した。その後参議院に転院し、今年9月に発足した菅内閣の法務大臣兼拉致問題担当大臣となったが、拉致議連には所属せず拉致家族との接触は殆どなかったらしい。彼は以前、TBSの「クイズダービー」や日本テレビの「第12回タケシのお笑いウルトラクイズ」などに出演したことがあるので知る人ぞ知る人物だが、彼を有名にしたのは、「愚か者めが!」事件である。
「愚か者めが!」 自民党参議院議員・丸川珠代氏が発したこのセリフをご記憶の方も多いだろう。今年3月、参院厚生労働委員会で「子ども手当」法案が採決された際、数々の 不合理や矛盾を抱えるこの法案には野党のみならず多くの国民からも疑問の声がある中、 同委員会は審議を打ち切って強行採決した。この時、委員長席に詰め寄った丸川珠代議員が発した「愚か者めが!」というセリフは一躍流行語になり、これをプリントしたTシャツが発売されるまでに至った。怒れる丸川議員が咄嗟に発したのがこのセリフの相手が、当時の参院厚労委員会議長の柳田稔氏、現在の法務大臣である。
まさに慧眼と言うべきで、丸川珠代議員は既にこの時、彼の資質を見抜いていたのだ。さて、辞任した柳田氏を雇ったお寿司屋さんは、大繁盛すると私は思うがどうだろうか?
柳田前法務大臣と自民丸川珠代議員
9月15日(水) ≪「菅総理大臣は組しやすい相手?」≫
民主党代表選挙で、順当に?菅直人氏が小沢一郎氏に勝って菅政権の続投が決まった。冷静に考えてみると、如何に剛腕と言われようとも、3ヶ月前に時の首相と『政治と金』の問題で引責辞任した前幹事長が政治の表舞台、それも一国の代表に収まる事自体あり得ないこと事だ。国会議員票は伯仲だったが、党員サポーター票が勝敗を分けたようで以外に大差がついたようようで、世論が勝利した証左だ。ところで、海外の主要国は今回の代表選挙即ち総理大臣選びを結果をどう受け止めているのだろうか?
ニュースによると各国は、「内政問題」と言いつつ概ね歓迎しているようだ。特に『普天間基地の移設』問題を抱える米国は、ひとまず安堵感が拡がっているようだ。何故なら小沢一郎前幹事長が勝った場合、懸案の米軍普天間飛行場移設問題をはじめとする対米政策が根本的に見直され、準備が遅れている11月のオバマ大統領訪日にさらなる波風が立つのは避けられないと懸念していたためだ。一方、尖閣諸島沖で起きた中国漁船と日本巡視船の衝突問題など、超大国への道を突き進む中国と日本の摩擦が続出する中、中国は菅首相は「組しやすい相手」(中国筋)と見られているようだ。
大使が夜中に呼び出された途端、乗組員を中国にチャーター機で送り届けた?日本の弱腰外交は今後の管政権の日中関係を示唆する典型的な事例である。又、ロシアのメドベージェフ大統領も「菅」という名前は出さず、関係強化の意向を示したと言う。大統領は、「互いに無礼な行動を取らなければ、最も困難な問題も解決できる」とも述べたらしい。当然『ねじれ国会』などで、内政に追われる菅政権との間で、懸案の「北方領土問題」が進展するとみる関係者は皆無に等しいようである。
このような報道を見たり聞いたりするにつけ、もし「小沢が勝っていれば?」と思う人も少なからず居るかもしれない!
<民主党代表に再選された菅首相(左)を祝福する小沢前幹事長>
8月31日(火) ≪トロイカ体制≫
民主党代表選挙への対応をめぐり、小沢一郎前幹事長の出馬回避の可能性が浮上してきた。菅直人首相と小沢氏との調停役を買って出た鳩山由紀夫前首相が、党運営に当たって混乱を避ける為「トロイカ体制の原点に立ち戻ることが重要だ」と、トロイカ復活を求めたからだ。そもそもトロイカとはロシア語で数字の3、三つ一組のもの、転じて三頭立ての馬車もしくは、ソリの事を言う。皆さんも"雪の白樺並木夕陽が生える 走れトロイカ 朗らかに 鈴の音高く"という一番の歌詞で始まる有名なロシア民謡は、ご存じの筈だ。
それに由来して、3人に権限を分散させた集団指導体制を≪トロイカ体制≫と呼ぶようになった。調べてみる元々は、ソビエト連邦でスターリンの没後に権力が一人に集中するのを防ぐために、書記長を廃止して、第一書記、最高会議幹部会議長(国家元首・今の大統領)、首相の3人に権限を分散させたことを指して使われた。1953年スターリン亡き後、ゲオルギー・マレンコフが党第1書記と首相を兼任し権力を掌握したが、集団指導体制を目指すため党第1書記を二キータ・フルシチョフに譲った。最高会議幹部会議長にはクリメント・ヴォロシーロフが就任しトロイカ体制が成立するが、5年後に政争の挙句トロイカ体制は終焉を迎えた。
民主党も今更 ≪トロイカ体制≫でもないだろうが、国内の経済状況が芳しくない事に併せ、国民世論と民主党内の勢力図のズレが、党を割る事が予想される二人の対決を回避すべしとの意見が大勢を占めつつあるのだろう。それにしても、二転三転とコロコロ方針が変わる鳩山と言う男はどんな男なのか?芯がないその政治姿勢に、政治家としての資質を疑わざるを得ない 。菅首相もここで妥協して"小沢傀儡政権"に甘んじ、反小沢の急先鋒である仙石・枝野や前原・野田・岡田の意向を軽視することになれば、これこそ民主党が崩壊し、最終的に国民が大御迷惑するのである!
昨日の参議院選挙で政権政党の民主党が大敗し、参議院での与党の過半数割れが確定した。共同通信が全国で実施した「出口調査」によると、民主党は3年前の前回の参院選で、特定の政党を支持しない無党派層からの支持が5割を超えていたが、今回は3割以下に急落した。このことが与党過半数割れの要因となったとみられる。直接的な敗因は、消費税の問題他いろいろ取り沙汰されているが、昨年の民主が掲げた「政権交代」ブームが過ぎ去った事に加え、菅さんの不人気が災いしたように思う。それが証拠に、管さんが応援演説に出向いた都道府県で勝利したのは、輿石参議院会長の所だけで、勝率は1勝14敗と散々だった。
7月1日のブログでも取り上げた通り、今回の参院選でも多くのタレント候補が立候補したが、結果知名度抜群の谷亮子は別として、池谷幸雄・原田大二郎・庄野真代・岡崎友紀・岡部まり・桂きん枝など民主から出馬したタレント候補の多くが討ち死している。特に大阪の人気タレント岡部が落選したのは意外だった。もっともタレント候補で当選したのは、片山さつきなどの元小泉チルドレンを除くと、石井浩郎(自民)・三原じゅん子(自民)など少数である。その他にも落選組には、元「巨人軍」の堀内(自民)や中畑(立ちあが日本)など居るが、野球同様最近の「巨人軍」(石井はもともと近鉄)の凋落傾向?を表わしているのかもしれない。
とjころで、当選した谷や石井、三原は本日只今から「先生」と呼ばれるのだろうか?「先生」とは中国で生まれた言葉で、読んで字のごとく「先に生まれた人」、要するに先輩だけを指すものだった。我が国でも「鎌倉時代」頃までは「せんじょう」と言い、そうだったようだが何時の日からか「教育者や教育家」即ち教育に関して十分な技術や経験を持った人を指すようになった。学校の先生が正しくそうだが、それが転じて、教育者に準ずる者(家庭教師・塾講師・保育士)、芸術家( 音楽家・画家・建築家・漫画家)、文筆家(作家・評論家)、宗教家(僧侶・牧師)、専門職(医師・弁護士)そして政治家(国会議員・地方議員・政党役員)などをそう呼ぶようになったのだ。
昔は、政治家には政治家から教えを請う書生や、秘書が大勢いた。そして彼らは政治家を先生と呼んだのだ。今は、政治家が彼らから「政治のいろは」を教わる?時代になってしまった。今回当選したタレント議員が「先生!」と呼ばれた時、「先生って誰?」と答えて周囲を戸惑わせる事だろう。



