Category: 映画
Planet =惑星、Apes=類人猿(複数)、意味は文字通り『類人猿たちの惑星』、即ち映画の題名は、小説同様『猿の惑星』となっている。フランスの小説家、ピエール・ブールによるSF小説『『猿の惑星』(La Planète des singes)を、1968年にハリウッドがチャールトン・ヘストン主演で映画化したものだ。SF映画自体好きではない私も、人間を猿に模した特殊メイクが話題をよんでいたので、封切りと同時に観に行った。今では大して珍しくもないが、当時は精巧な特殊メイクに世界が感嘆し、その影響でアカデミーのメイキャップ賞が新たに創設された位である。
ご存じだと思うが、あらすじはこうだ。宇宙飛行士のテイラー(チャールトン・ヘストン)たちは、自動操縦での帰還中、ある惑星に不時着した。そこはなんと、人間がサルに支配された惑星だった。紆余曲折が有った後、衝撃的なラストシーンが・・・・・?。APEは、MONKEYよりしばしば狡猾で悪意を象徴する呼び名である。私の記憶では過去2001年までに、2シリーズ5作品が製作されたが、10年を経て今年新たに『猿の惑星・創世記』という作品が製作され、我が国で公開中である。
今回のストーリーは、こうらしい。「父のアルツハイマーを治そうと薬物研究者が新薬を開発、実験台としてそれをある雌猿に投与したが、実験は失敗し、雌猿は凶暴化した末に死亡する。研究者は、雌猿が産んだ仔猿を引き取りシーザーと名付けて育てる事にした。シーザーは成長するにつれ驚異的な知性を発揮していくが、ある日、隣人とトラブルを起こした研究者の父を守ろうとしたシーザーは隣人を襲ってしまい、それが原因で或る霊長類保護施設に送られてしまう。そこで、度重なる虐待を受け、人間そのものに対して深い失望感と憎悪を抱くようになる。やがて密かに施設を脱走したシーザーは研究者の家からその薬を大量に盗み出し、それを施設中の猿に与え高い知性を得た猿達を率いて革命を起こすのだが・・・・・?」
2011年10月3日(月) ≪「男はつらいよ」シリーズ≫
『わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又です。姓は車、名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。皆様ともども冥利ジャンズ高鳴る大東京に仮の住まいまかりあります。不思議な縁持ちまして、たった一人の妹のために、粉骨砕身、バイ(商売)に励もうと思っております。西に行きましても東に行きましても、とかく土地土地のお兄貴(あにぃ)さんお姐(あねぇ)さんにご厄介かけがちな若僧でござんす。以後見苦しき面体、お見知りおかれまして、恐惶(きょうこう)万端ひきたって、宜しくお頼み申します。』
これはご存じ松竹製作の渥美清主演、山田洋次原作・監督(一部作品除く)で48作品作られた『男はつらいよ』シリーズの冒頭で語られる"フーテンの寅さん"の口上である。実はこの前代未聞のヒットシリーズのもとになったテレビドラマが1968年(昭和43年)の今日、10月3日にフジテレビ初めて放映された。翌年まで続いたこのテレビ版はヒットしたが、最終回で寅次郎がハブを取りに行こうとして、逆にハブに噛まれ、毒が回り死んだと言う結末に視聴者から多数の抗議が殺到して、その結果映画化につながったという。
主人公「フーテンの寅」こと車寅次郎の生い立ちを紹介した映画の第1作目のストーリーはこうだ。寅次郎は父親、車平造が芸者、菊との間に作った子供である。実母の出奔後父親のもとに引き取られたが、16歳の時に父親と大ゲンカをして家を飛び出したという設定だ。第1作は、テキ屋稼業で日本全国を渡り歩く渡世人となった寅次郎が家出から20年後突然、倍賞千恵子演じる異母妹さくらと叔父夫婦が住む、生まれ故郷の東京都葛飾区柴又・柴又帝釈天の門前にある草団子屋に戻ってくるところから始まる。
最も有名なシーンと言われているのが、第15作の男はつらいよ 寅次郎相合い傘の中の1シーンだ。浅丘ルリ子演じるリリーをキャバレーまで送った寅次郎は、そのあまりの環境の劣悪さに驚き、肩を落としてとらやに帰って来る。「俺にふんだんに銭があったら・・・」寅次郎は大ステージで歌い上げるリリーの姿を想像し、臨場感たっぷりにさくらたちへ語って聞かせる。寅次郎の切ないまでの愛情が渥美清の名演技によって表現されている。山田洋次監督によれば、完成後日浅丘ルリ子がこのシーンを見て涙を流していたという。
このシーンに限らず、渥美清独特の語り口によってなされる"一人語り"はスタッフの間から「寅のアリア」と呼ばれていたそうだ。先週、日経新聞夕刊のコラム欄でリリーこと浅丘ルリ子が唯一持っているサイン色紙が渥美の書いたサインと寅さんの似顔絵だと告白していた。渥美が晩年ガンを患いながら弱った身体に鞭打って「男はつらいよ」シリーズの撮影を続けていた時にせがんで貰ったそうだ。そして、最後の作品で『"寅さん"と"りりー"を結婚させて下さい!』と山田洋次監督に訴えた事も披露していた。
<「フーテンの寅さん」こと車寅次郎は亡くなった後、柴又駅前の銅像として生まれ変わった>
渥美清は、一時期中央大学に在籍していたことがあったそうだ。私の先輩?「フーテンの寅さん」は、きっと末永く我々日本人の心の中に生き続けて行くことだろう。
先週末同様、孫の話で恐縮である。先週末5歳の孫娘と映画を観てきた。映画の題名は、パラマウント映画配給のCGアニメ映画『カンフーパンダ2』である。2008年6月に全世界で公開され興行収入300億円を突破した「カンフーパンダ」の続編で今回の作品は3D(スリーディー)映像である。3Dとは、「three dimensions」或いは「three-dimensional」の略語であり、「3次元」、あるいは「3次元の」を意味する。要するにコンピュターグラフィックスの技術により、立体的な映像を作り出す手法のことである。
ストーリーは、前作でカンフーをマスターして「龍の戦士」となったパンダのポーが、カンフーを抹殺して中国の支配を目論むシェン大老を相手にマスター・ファイブ(タイガー・モンキー・ヘビ・カマキリ・ツル)と共に戦うというもので、強敵を倒すのには、ポーの誕生の秘密が関係していた。この映画を観に行くのには、或る切っ掛けが有った。私の兄から先週、「小学生の孫二人を『カンフーパンダ2』を観に連れていったが、中々の迫力で見応えが有ったよ。お前の孫たちも時間が有ったら観に連れて行ったらどう?」というメールが入ってきたのだ。
映画好きの私は、2人の孫が外で最初に観る映画は私が選んで映画館に観につれて行くと(勝手に?)決めて居た。下の4歳の男の子は未だ無理だと思ったので、11月で6歳となる孫娘本人に誘いの電話を入れたところ、その日はバイオリンのお稽古だけで珍しく?予定が空いていると言う。早速チケットを手配しようと思った矢先、『この映画が果たして最初に観る映画として適当か?』はたと考えてしまった。というのは、私の影響で映画好きな孫娘の父親である長男を九州当時初めて小学校1年生の時に、A.シュワルツネッガーの『コマンド-』という映画に連れて行った。
ところが昔の事とて2本立てで、もう1本が死人が街を彷徨い出す『バタリアン』という映画で、恐がった息子はその日泣いて寝付かなかった事が有ったのだ。そこで兄貴に映画の様子を聞くため電話を入れたところ、戦闘シーン満載で暗いところを怖がる5歳の女の子にはとても勧められないという返事。1回勧めたものの、責任を感じて観るのを止めさせようとしたようだ。しかし、観ようと誘った手前、約束違反は出来ないので観に行く事にした。但し、ワイフには内緒で2人で行こうと思ったのだが、本人がワイフに電話を入れて「おばあちゃまも一緒が良い!」と言ったらしく、幸か不幸か3人で行く事になってしまった。
結果、孫娘本人は勿論の事メガネを掛けて観た3D映像はアニメ映画を観た事が無い私達にも迫力満点で、90分間が短く感じた程だ。「案ずるより産むが易し」とはこの事。お陰で、迎えに来た息子夫婦達との予定外の晩餐でニ度楽しんだ一日であった。
皆さんが映画を選ぶ際に、何を基準に選ばれるだろうか?出演する俳優ですか?それとも監督ですか?はたまたジャンルですか?読んだ本が映画化されるなどの事例を除いて、殆ど方が好きな俳優が出る作品をチェックされる事だろう。私は今回4本の映画を鑑賞したが、ジャンルで選んだ。1本がアクション、2本がミステリー、1本が恋愛ものである。≪盆休みの最終日≫の3本目は、男女4人の赤裸々な恋愛模様を描いたラヴ・ストーリーだ。出演は「オーシャンズ12」のジュリア・ロバーツ、「コールドマウンテン」「アビエイター」のジュード・ロウ、「コールドマウンテン」「スター・ウォーズ」シリーズのナタリー・ポートマン、「キング・アーサー」のクライヴ・オーウェンと豪華な顔ぶれだ。
2004年にマイク・ニコルズ監督で作られたこの映画で、私が注目したのはそれまでの清純派イメージを脱ぎ捨てストリッパー役に果敢に挑戦し、共演のジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウらに負けない存在感と演技力を披露したナタリー・ポートマンだ。この演技でアカデミー賞の助演女優賞に初めてノミネートされた彼女は昨年、肉体的にも精神的にも追いつめられていくバレリーナを熱演した「ブラック・スワン」でついにオスカー主演女優賞に輝いたのである。名門ハーバード大学に進み心理学を専攻したナタリーは未だ30歳、これからが楽しみな女優さんである。
4本目の映画は、ジョン・トラボルタ主演の『閉ざされた森』という作品だ。ストーリーは、『パナマの米軍基地で軍事演習中に嵐の森に入った兵士7名が行方不明となった。やがてそのうち3名が発見されるが、そのとき彼らは突如味方同士で銃撃戦を開始し、1名が死亡する。』そこで捜査に当たるのが、女軍人のジュリー・オズボーン大尉とトラボルタ演じる軍隊上がりの麻薬捜査官である。物語は、終盤にどんでん返しを迎えるのだが、トラボルタと言えばニューヨーク・ブルックリンの若者トニー(トラボルタ)が、週末ごとに行くディスコ主な舞台の『サタデイ・ナイト・フィーバー』という1977年に作られた映画を思いだす。トニーをはじめとした仲間たちは、その「持って行き場のない青春のエネルギー」を、ダンスや喧嘩やセックスに明け暮れるという設定だが、この作品で彼は一躍スターダムにのし上がったのだ。その当時とは体型も違っているが、今回の映画もそれなりに面白い作品だった。
全ての映画を観終わったのが、夜の11時半過ぎ、充実した一日だった。『映画って、素晴らしいですね!サヨナラ・サヨナラ・サヨナラ・・・』
<ホワイトハウスのパーティでダイアナ妃とダンスを踊る若き日のジョン・トラボルタ>
我が社の≪盆休み≫は12日から15日までで、ブログもその間休ませて貰った。我が家の祭司は、旧では行わないので、比較的のんびりと骨休みが出来た。とは言っても、最初の三日間は友人や家族とゴルフに興じた。ゴルフをやらない人は、「何も好き好んでこの炎天下に?」と思われるだろうが、暑いさ中汗を垂らしながら、クラブを思いっきり振り回す醍醐味はゴルフをやる人にしか判らない。流石に最終日の15日は、スタートを押さえて居たものの、少しバテ気味なのでキャンセルした。そこで困ったのが、≪お盆休み≫最終日の過ごし方である。
元々私は、家にじっとして居るのが嫌いな質で、此処数年ゆっくりと自宅で過ごした記憶がない。仕事をする気持ちも起きないし、考えた挙句一日中テレビで好きな映画を観賞することにした。先ずは朝5時に起きて、トム・クルーズ主演の『ミッションインポシブルⅢ』を観た。このシリーズは、一作目から観て居るので外せないと思ったが、撮影当時齢43歳(現在48歳)になった身長170cmそこそこのトーマス・クルーズ・メイポーザー4世(本名)、1作目の新鮮さが失せてきたかな?という印象である。彼のピークは、1986年の『トップガン』に始まって、賞を獲った『7月4日に生まれて』や『卒業白書』、『マグノリア』や2003年の『ラストサムライ』辺り迄か。今後の"チェンジ"に期待したい!
朝食を食べて、2時間ほどゴルフの練習を行った後の2作目は、ニコラス・ケイジのサイコスリラー『8mm』だ。彼の本名は、ニコラス・キム・コッポラといって父親がイタリア系で母親がドイツ系だ。この映画は、ニコラス扮する私立探偵のトムが、スナッフフィルム(娯楽用途に流通させる目的で行われた実際の殺人の様子を撮影した映像作品を指す俗語)の調査を或る富豪夫人から依頼されて、社会の闇に迫るというものだ。この作品は続編も出来ていて、1996年の『 リービング・ラスベガス』や『ロック』と並んで、彼の代表的な作品だと思う。ニコラスは、エリビス・プレスリーのコレクターとしても有名だが、2004年にエリビスの娘リサ・マリー・プレスリーをコレクトしようと思い結婚したが、3ヶ月別れている。因みに彼は、昔日本語学校に通っていて片言の日本語は話せるそうだ。
・・・・・・<今日は、話が長くなったのこの続きは明日にしま~す>・・・・・・・・・



