Category: 社会
2011年12月22日(木) ≪世襲社会≫
北朝鮮との軍事境界線に近い韓国・臨津閣で21日午後、韓国の脱北者団体が、死去した北朝鮮・金正日総書記の後継者で三男・正恩氏への≪世襲≫を批判するビラ20万枚を風船につけて飛ばしたという。≪世襲≫とは、その家の地位・財産・職業などを嫡(直)系の子孫が代々うけつぐことを言う。北朝鮮では、金日成→金正日→金正恩と3世代≪世襲≫が続くわけだが、世界の元首で≪世襲社会≫を継承している国は他に類をみない。但し、金正日死去の報にに接し北朝鮮の民衆が長き悲しむ姿を見るにつけ、彼らがを我が国における一昔前の『天皇家』と思えば理解し難くもない。
我が国でも『天皇家』の他、伝統芸能である歌舞伎、能、狂言、落語をはじめ剣術・武道や茶道、華道などの家元の他、職業としては政治家、医者、住職、相撲取り、プロレスラー他のスポーツ選手などごく一般的に世襲がみられる。その他、自営業者の子が親の家業を引き継ぐことはごく普通だし、中小企業の経営者の息子が後を継ぐことも多い。自営業に限らず、親の背中を見て育った子供が親と同じ職種につくことは、人脈や職務上必要とされる知識といった無形の財産をひきつぐ上で有利なケースが多い。但し、問題は後を引き継ぐ2代目、3代目のの資質、即ち能力だ。
特に人を束ねる立場の場合は、単に継げばよい言う訳ではないのは明らかだ。益して一国を任される元首は、それなりの指導力と民衆を幸せにする義務を負う。又、人心を惹きつける魅力が必要だ。私からすれば、金正恩は自己抑制が効かない只のデブで28歳のひよっこにしか見えず、北朝鮮の人々が哀れでならない。この見方は、大なり小なり皆さんも同じだと思う。過去にも書いた事が有ると思うが、某銀行の支店長が私にしてくれた話をここでご紹介しよう。
それは企業の2代目が成功した例だ。
一つは、良きにつけ悪しきにつけ先代(親)の背中を見て育った。
二つ目は、一代一企業。(本業を守った他に新しいビジネスを立ち上げる)
三つ目は、先代(親)の側近を排除する。
さて、金正恩に何が出来るのだろうか?
2011年12月5日(月) ≪命名ランキング≫
死んだ両親に聞こう聞こうと思ってて、ついぞ聞き忘れた事が有る。それは、自分の名前の由来だ。私の3人の兄貴は、「博之(ひろゆき)」、「義幸(ゆしゆき)」、「隆之(たかゆき)」と全員「ゆき」が付いているが、私だけ例外で釈然としない。人に名前の説明をするときに、俊敏の「俊」と英雄又は雄大の「雄」と説明する事が多いが、残念乍ら俊敏でも英雄でもない。これと言った意味もなく字画で決めた可能性が、大かも?しかし、最近の若い夫婦は字画よりその時の有名人の名前やイメージ、バランスを参考にして決めるらしい。
ことし生まれた赤ちゃんにつけられた名前では、男の子が「大翔(ひろと)」、女の子が「結衣(ゆい)」が最も多かったことが、「ベネッセコーポレーション」の調査で分かった。「大翔(ひろと)」は、2007年から連続5年間トップであり、女の子の「結衣(ゆい)」は初のトップと進出である。因みに、NHKの紅白歌合戦に出場する芦田愛菜ちゃんの活躍が影響したと考えられる「愛菜(まな)」という名前は、女の子の43位から7位に躍進したという。2004年以降トップに立った事が有る名前は、男子が「連(れん)」、「翔(しょう)」、「陸(りく)」で女子では、「さくら」、「陽菜(ひな・はるな)」、「葵(あおい)」等だ。
私が調べた限り一昔前女の子の名前として当たり前に付いていた「子」という文字が2004年以降ベスト10に入ったのは、2008年と2010年の「莉子(りこ)」という名前だけで時代の変遷を感じる。ところで、アメリカの赤ちゃんの今年のベスト10を、ここでご紹介しよう。
Boys' Names:
1. Aiden
2. Jackson
3. Mason
4. Liam
5. Jacob
6. Jayden
7. Ethan
8. Noah
9. Lucas
10. Logan
Girls' Names:
1. Sophia
2. Emma
3. Isabella
4. Olivia
5. Ava
6. Lily
7. Chloe
8. Madison
9. Emily
10. Abigail
今度アメリカ人の友人に付ける名前にどんな意味が有るのか、是非聞いてみたいと思っている。
男子校だった私の経験則からすると、18歳過ぎて大学生になって本格的にガールフレンドと付き合い始めたような気がする。大体が部活同士のグループ交際、今でいう「合コン」で知り合い、その後1対1の交際に発展するというパターンだ。当時は、「安保闘争」の学生運動華やかなりし頃だったが、私はどちらかというと軟派で、学生の本分である勉強もろくにせず部活やマージャン、グループ交際に明け暮れていた。そのなれの果てが現在の私だ。ここだけの話だが、ワイフと知り合ったのは社会人になって数年後だから、それまでに何人かの方と(清い?)交際した経験がある。従って今回の調査結果は、私にとって極めて意外に感じるのである。
通常交際のきっかけは、「何となく自然に」が半数を占めるという。男女別の数値に目を移すと、どちらかが声をかけたケースでは、男子の方がやはり多いようである。しかし、職場や学校では、女子の「自分から声をかける」も2割近くおり、男子の数値にそれほど見劣りしない。女子もなかなか積極的になってきたといえよう。我々が若い頃は、「デートの日時・行き先の決定」について男性が主導権を持っていたような気がする。しかし、今はどうだろうか。女性の立場が確立されてきて、今は寧ろ女性の意見が優先するのではないだろうか?
逆に、「ゆとり教育」の実施やネット社会の移行につれ男性が弱弱しくなってきた。少子高齢化の時代を迎えて、結婚する人が減ってくれば更に重大な事態を招く。一旦廃れた≪「お見合い」の復活が必要?≫なってきたかも?
現在私が座長になって改定している『建設機械レンタル基本約款』の中に、新たに「反社会的勢力への対応」という条文を組み入れた。ところで、「反社会的勢力」とはどんな勢力を指すのだろうか。たまたま今話題の本、溝口敦著『暴力団』を読んでいたら、その定義らしい記述が有ったのでここでご紹介しよう。「暴力団、暴力団関係企業、総会屋、社会運動標榜ゴロ、政治活動標榜ゴロ、特赦知能暴力団等、暴力、威力と詐欺的手法を駆使して経済的利益を追求する集団又は、個人」とされている。
要するに暴力団とそれと共生する集団を指し、暴力団傘下の右翼は含まれるが振り込め詐欺をやったり、海老蔵を襲った暴走族上がりの「半グレ集団」や外国人犯罪グループは含まれないということになる。「反社会的勢力」という言葉は、広辞苑や大辞林などの国語辞典に載っていない。「反社会的」と「勢力」を組み合わせた新造語なのだろう。この言葉が最初に登場したのは、平成10年12月に当時の金融監督庁(現在の金融庁)が公表した「金融検査マニュアル・中間とりまとめ」らしい。その後、平成19年7月に開催された第9回犯罪対策閣僚会議の席上、暴力団に資金提供を絶対に行わないという指針の中に再登場し、警視庁もこれに倣ったのである。
暴力団とは、「その構成員が集団的に又は常習的に金品などを得るなど私的目的のために暴力的不法行為を行う集団や団体」を指す。ヤクザや極道とも言うが、テレビや新聞等はこれらの言葉を使いたがらない為、今は暴力団と言う事が多くなったのだ。暴力団員の内訳として、一般の日本人は10%程度だと言われた時代が有ったが、果たして今はどうだろうか?彼ら自体は、ヤクザと言われる事を嫌い、極道と呼ばれ事を好むそうだ。それは、どうもその語源から来ているらしいので最後にご紹介しよう。
ヤクザ=「ヤ(8)・ク(9)・ザ(3)」足すと20、所謂追丁株一番悪い目であるブタとなりどうしようもない事から「世間の持余し者」と言う説が有力。
極道=自らを美称する呼び名で、語源説は"男の道を極めし者"、「極道楽」の略で"道楽を極める遊び人"の二つがある。
何れにせよ現在は、全国で「暴力団排除条例」が施行され組事務所はおろか組員は民間アパートも借りれなくなってきた。一昔前にヤクザ映画に登場した高倉健や鶴田浩二、菅原文太等はカッコ良かったが、今のヤクザは"シノギ"もままならず貧乏でカッコ悪いのだのだ。今正に、暴力団は曲がり角に来ていると言っても過言ではない!
2011年5月25日(水) ≪広辞苑と八頭身美人≫
今日(5月25日)の記念日に「広辞苑記念日 」である。『広辞苑』(こうじえん)とは、岩波書店が発行している中型の国語辞典だ。1955年(昭和30)に初めて発刊されたが、価格は定価2000円がこの時は期間限定特価1800円となっていたそうだ。当時、公務員の初任給8700円、喫茶店で飲むコーヒー1杯が50円であった。今の価格に換算すれすれば、4~5万円にはなるであろう高額な辞書が、大ベストセラーになったというのだから凄い。戦争が終わり、少し落ち着いて来たその頃の日本国民は、色んな知識に飢えていたのかもしれない。この広辞苑に「八頭身美人」という言葉が出ていた。
唐突な話だが、相当年輩の人なら、日本人モデルの草分け的存在である8頭身美人の伊藤絹子を知っているだろう(私は名前だけしっている程度(*^_^*))。世界の選りすぐりの美人が揃う、代表するミス・ユニバースコンテストは、1952(昭和27)年にアメリカ合衆国カリフォルニア州ロングビーチで初めて行われたが、日本もこの第1回大会から参加した。そして、翌年の1953(昭和28)年第2回大会で、伊藤絹子が、日本人初となる入賞(第3位)を果たし、「8頭身美人」が当時の流行語になったのだ。伊東は、1932(昭和7)年生まれというからこの時は20才だった。彼女のこの時の体型は、身長164cm、体重52kg、スリーサイズは各86、58、97cmだったそうだ。
彼女は、19歳の時からモデルをしていたようだが、今の時代のブランドのコレクションショーなどに出演するモデルなら、通常175cm以上の高身長で、8頭身どころか9頭身であり、体格の向上した現代の普通の日本人女性と比較しても決して優れているわけではないが、当時の20歳代の日本人女性の平均身長が153.9cm、平均体重が49.6kg、バストの平均が80.7cm位なので、伊東の体型は当時としてはかなりの長身で西洋人女性を彷彿させる抜群の体型であったといえるだろう。頭が身長の8分の1という均整の取れた体型の彼女は、それまでの小柄で胴長・短足、着物姿は美しくても洋服を着れば野暮ったい日本人のイメージを吹き飛ばした。「8頭身」と言う言葉は誰かはわからないがデザイナーあたりが使ったらしいが、伊藤はこの年「8頭身美人」として脚光を浴びたのだった。
1992年には、『逆引き広辞苑』という辞典(見だし仮名の逆順読み配列の辞典)が出版された。私の持っている電子辞書の中にも入っているが、調べたい言葉の後ろの読みを入力するとその読みに関連するいろいろな言葉が出てくる。例えばあめと入力すると、「雨」の他「大雨」「小糠雨」「しのつく雨」などが登場、参照にしたがって「雨(さめ)」「時雨(しぐれ)」に飛べばそれぞれ「秋雨」「霧雨」「村雨」「樹雨」、「春時雨」「夕時雨」などが一覧でき、日本人の雨についての多彩な感性が一目瞭然・・・。実は、私もこのブログを書く際に大いに利用させてもらっている。
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<右から二番目が伊藤絹子さん>



