Category: お酒

商売柄、たまにお酒、それも日本酒を貰う事が有る。最近日本酒を飲む機会が減っているものの、やはり貰って嬉しいのは美味しい日本酒である。我が国では、秋田、新潟、伏見、広島などが、酒どころとして有名だが私は私は福井の「黒龍」というお酒が大好きだ。最初に飲んだのが、京都の由緒ある旅館で、その後置いて有る店は少ないものの、有れば必ずこの酒を飲む。ところが、偶然年末に一升瓶2本くださる奇特な方が居て、なんとも有難く1本は正月の間に我が家で飲み干し、もう1本は1月5日の会社での新年会で社員諸君と一緒に飲んだ。

「石田屋」「二左衛門」「しずく」「火いら寿」「八十八号」などの大吟醸酒については、年に1、2回の限定発売となっており、関東では手に入れる事さえ難しい。これらの酒は、丹精込めた手造りで通年に亘っては造っておらず、しかも厳選した商品のみを出荷している模様で、尚希少価値が益しているのだ。明日は、たまたま全国建設機械器具リース業協会の北陸支部の「賀詞交歓会」に参加することになっているから、宴席の酒が黒龍であればと秘かに念じているところである。 51oXJ6gEHfL__AA160_.jpg

2011年5人目の日経新聞の「私の履歴書」の執筆者は、社長時代にアサヒビールを業界ナンバーワンに導いた瀬戸雄三氏である。しかし去年は、出荷量の3割を占めるまでに成長した「第三のビール」、ノンアルコールビール(「フリー・ただし清涼飲料)という新たな市場を創出したキリンののヒットの効果もあって、シェアーは同社共に37%台で拮抗しているらしい。今日はビールの話題だが、私は何時も生ビールを頼むときに「アサヒ」にするか「キリン」にするか、迷ってしまう。

昨日久し振りにお客と寿司屋に寄ったが、昨日はアサヒの生を頼んだ。昔三菱系の商社に勤めて居た時は、常にキリンだった。尤も当時三菱村の丸の内では、アサヒは余り見かけなかったのである。聞くところに依ると今では、三菱系の会社に勤める人も、自由にアサヒビールを飲む時代になったらしい。去年の2月には、ビール業界、いや日本の食品業界全体が固唾を呑んで見守ったキリンビールと「サントリー」の経営統合がご破算になった。大方の予想通り企業風土も違うし、そもそも上場企業と創業家が約9割の株式を保有する非公開企業との合併には無理があったようだ。

去年の出荷量は、少子高齢化や若者のアルコール離れから1992年に統計を取り始めて以来最低となったそうだ。この先も国内ビール市場の先細り感は強いが、ビール業界で注目すべき事がもう一つある。それは、食品業界一の高給取りはビール業界であるという事実だ。勿論ビールだけを製造している訳ではないが、昨年実績でトップがキリンHDの976万円で、2位がサントリーの941万円、アサヒは881万円、サッポロHDは870万円と、ビール業界が食品業界を牽引している。(全体の2位は明治製菓と明治乳業の合併にともなって誕生した明治HD967万円だ)

今後夏場に向かってビールの消費量は急カーブで上がっていくが、我々ビール好きにとっては税金とビール会社の社員の給料アップのために、ほろ苦いビール?を飲んでいるのかも知れない! or_20101129_salary_zuhan3.jpeg

                         <図をクリックして下さい>

私は、殆どの毎日「晩酌」をする。晩酌という言葉は、唐の時代の詩人である、白居易(はくきょい)が作ったの詩の中にも、「晩酌酔即休」と登場するくらい、古くから用いられてきた。【酒は百薬の長】と言う言葉があるが、「晩酌行動」の大半は、明らかに精神依存らしい。つまり、晩酌が習慣化した者は、晩酌をしないと落ち着かないなどといった状態になることがあるのだ。従って、アルコール依存症の一因にもなるので注意が必要だ。眠気を誘うために飲むと言う人がいるが、お酒に含まれるエタノールには、摂取後短い時間は眠気を引き起こすものの、数時間経つとと、逆に覚醒させる効果があると言う。

このくらいの知識は、「晩酌」する人の殆どが持ち合わせている事だろう。それでも止められないのが、一日の疲れを癒す「晩酌」だ。「晩酌」の適量は、アルコール30mlと言われている。これを各種のお酒に当てはめてみると次の通りだ。①本格焼酎ストレート:120ml(約0.65合)・本格焼酎5対5(水又はお湯):240ml(約1.3合)②清酒:176ml(約1合)③ワイン:230ml(約1.3合)③ビール・発泡酒:545ml(500ml缶×1本)。この程度でストップ出来れば御の字であるが、中々そうはいかないのが「晩酌」である。皆さんは如何でしょうか?

最近の飲み会では、焼酎が売れ筋だ。恐らく「晩酌」も焼酎が多い事だろう。何時も焼酎ランキングの上位に入っている銘柄に、赤兎馬(せきとば・芋/鹿児島)や森伊蔵(もりいぞう・芋/鹿児島)や兼八(かねはち・麦/大分)や百年の孤独(麦/宮崎)やれんと(黒糖/奄美大島)や鳥飼(とりかい・米/熊本)、変わったところでは鍛高譚(たんたかたん・しそ/北海道)などが有る。最近私も家で焼酎を飲む機会が増えて来た。今は人気の魔王(まおう・芋/鹿児島)を頂いたので、これも頂き物の「高麗ニンジン酒」を柄杓(ひしゃく)で掬って混ぜ、水と氷で割って飲んでいる。

何時も焼酎と水の割合を6対4で大きめのコップ1杯と決めているが、悩み事が有ったり夫婦喧嘩した夜等に若干酒量が増えるのは、酒飲みの習性的な弱さから来るものだろうか? 110221_064611.JPG

                  <魔王高麗ニンジンコップ柄杓(ひしゃく)>

忘年会真っ盛りである。休みを控えた今日辺りがピークかもしれない。実は我が社も、今年お世話になった一部のメーカーさんや商社さんを招いて、東京湾に【屋形船】で繰り出す予定だ。天気が回復してデイズニーランドの花火もゆっくり鑑賞出来そうなのでホッとしている。「お酒」は飲み放題だが、きっと焼酎が中心になるだろう。面白いもので、「パーティ」と名が付くと立食でもワインやウイスキーが主体になるから不思議だ。最近の傾向としては、女性を含め明くる日に残らない焼酎が多く飲まれているようだが、私が美味しいと感じるのはやはり日本酒の方だ。

日本酒と言えば今日の日本経済新聞の14面に、『日本酒、アジア進出加速』という記事が出ていた。日本での不振をアジアを中心とした海外で取り戻そうという魂胆だろう。国税庁のホームページで調べてみると、今年の輸出先のベスト3は、アメリカ韓国台湾の順らしいが今後は中国シンガポールといった新興国市場に軸足を移して生き残りを図るらしい。ところで、皆さんはどんな日本酒の飲み方がお好きだろうか?一般的に「燗と冷』に大別されるが、日本酒にはその温度によって実に多くの呼び名の飲み方がある。 

日本酒の温度表現
名称 飲用温度 備考
飛び切り燗(とびきりかん) 55度前後  香りが凝縮し、最も辛口に感じられる。
熱燗(あつかん) 50度前後  香りはシャープに、味わいはキレがよくなる。
上燗 45度前後  香りがきりっと締まり、味わいは柔らかさと引き締まりが出る。
ぬる燗 40度前後  香りが最も大きくなり、味わいにふくらみが出る。
人肌燗 37度前後  米や麹の香りが引き立ちサラサラとした味わい。
日向燗(ひなたかん) 33度前後  香りが立ってくる。なめらかな味わい。
冷や 常温  冷蔵庫などで冷やしたものが「冷や」ではない。
涼冷え(すずびえ) 15度前後  フルーティーさやフレッシュさが感じられる。
花冷え 10度前後  最近は「冷や」と区別するために「冷やして」などともいう。
雪冷え 5度前後   いわゆる「キンキンに冷やした」もの。

さて皆さんは、どんな飲み方がお好きだろうか?

因みに、今年上半期の「日本酒ランキングベスト10」は次の通りである。

①十四代(じゅうよんだい・山形) ②越乃寒梅(新潟) ③田酒(でんしゅ・青森) ④飛露喜(ひろき・福島) ⑤磯自慢(静岡) ⑥緑川(新潟) ⑦久保田(新潟) ⑧黒龍(福井) ⑨常きげん(じょうきげん・石川) ⑩獺祭(だっさい・山口)だそうだ。私は個人的には、福井の黒龍の吟醸が好きだが、灘や伏見のお酒が一つも10位までに入っていないのが不思議な気がする!

06-juyondaijunmaidaiginjoryusen.jpeg 17-koshinokanbaidaiginjochotokusen.jpeg 17-koshinokanbaidaiginjochotokusen.jpeg 02-densyujunmaidaiginjotobindori.jpeg 07-hirokijunmaiginjoaiyama.jpeg 22-isojimanjunmaidaiginjo35nakadori.jpeg(上位5社のラベル)

220px-Red_Wine_Glas.jpeg透き通った赤や濃い紫、あるいは赤褐色のワインを赤ワインと呼ぶ。一般的に、カベルネソビニョンボジョレーピノヌアーメドックメルロット等の辛口赤ワインが最も美味しいとされている。本場フランスでは我が国で必ず水が出てくるように、学校のレストランでもどこの家庭にも赤、白がデキャンタが置いてあるそうだ。フランス人にアル中がいないそうだから、辛口赤ワインを毎日飲んだとしてもアル中にはならないと言う事になる。若い頃、白ワインのシャブリ一辺倒だった私も、ここ10数年は味の深みが判るようになったため?赤ワイン党に宗旨替えした。

赤ワインは白よりもタンニンを多く含み、渋みがある。主として黒ブドウや赤ブドウを原料とし、果実を丸ごと発酵させるため、果皮に含まれる色素やタンニンが抽出されて赤くなるそうだ。以前から、赤ワインに含まれる植物成分のポリフェノールが、血液をサラサラにし肥満を防ぐため飲むサラダと言われていた。そして昨日、更に朗報!?が舞い込んできたのである。名古屋市立大大学院医学研究科の岡嶋研二教授と原田直明准教授らのグループが、赤ワインに含まるポリフェノールが学習機能や記憶をつかさどる脳の海馬を活性化するメカニズムを突き止めたと言うのだ。

認知症の予防や改善につながる研究結果で、近く研究論文が米化学誌に掲載される。1日にワイングラス2~3杯程度(250~500ミリ・リットル)を飲むと、認知症に効果があることは従来、別の研究者の実験で知られていたが、メカニズムは解明されていなかった。今回、岡嶋教授らのグループはマウスの知覚神経を培養、ポリフェノールを加える実験をしたところ、脳の海馬を刺激する物質「CGRP」の放出量が増加することが分かったそうだ。私は、夕食の際に必ず大きなワイングラスで赤ワインを2~3杯飲むが、昨日もワイフから飲み過ぎを指摘された。

しかし、今日から大きな顔をしてワイングラスを飲み干す事が出来るのだ。何故ならワイフは大きな身体をした私が認知症になる事を、最も懼れているからだ。ただ白ワインと違い赤ワインは、含まれるチラミンヒスタミンのせいで、人によっては激烈な頭痛を起こすと言われている。何事も「過ぎたるは、及ばざるが如し」か・・・? 100930_071438.JPG

                         <我が家のワインセラー?>