Category: 食べ物

今年1番の寒さだった昨日、2年ぶりに≪とげ抜き地蔵尊≫に詣でた。私は、私の兄弟の恒例行事で毎年の正月に「初詣で」をするが、今年は巣鴨の≪とげ抜き地蔵尊≫と相成った。前にも書いた事が有るが、この地蔵尊は曹洞宗萬頂山高岩寺と言うそうで、1596年(慶長元年)に江戸湯島に開かれて以来400年以上の歴史を有する由緒正しい延命地蔵菩薩である。 地蔵尊自体は、秘仏で見ることが出来ないが写真の「洗い観音」は、自分の悪いところを洗うと治るという信仰がいつしか定着し、訪れる人達は必ずここに立ち寄るようになった。現在の聖観世音菩薩は、平成4年の11月にタワシで洗って磨り減った先代と交代したニューフェイスだ。

従って現在は、タワシが禁止になったようで100円の"洗いタオル"が飛ぶように売れていた。寒いので「おばあちゃんの原宿」と呼ばれる地蔵通り商店街を早々に切り上げて、日本料理店『すがも田村』に赴いた。巣鴨近くに住む長男が調べてくれたこの店は、「東京オリンピンク」と同じ昭和39年10月10日にオーップンした50年近くの歴史を有する由緒正しい料理屋さんだ。元々は、長崎料理店として創業し、「しっぽく料理」や「長崎皿うどん」が当時の人気メニューだったらしい。「しっぽく」とは、「卓袱」と書き、ルーツは現在のベトナムらしいが、「卓」は中国語で「卓」はテーブル、「袱」はクロスの意味だそうだ。

img01.jpeg大昔に、長崎を旅行して「しっぽく料理屋」さんに入ったら、一見にも拘わらず女将さんが出て来て丁寧な挨拶をされた。その時も「しっぽく」の意味を聞いたのだが、赤くて丸い中国風の円卓を指差してこれが「しっぽく」ですと教えられた記憶が有る。料理自体は、戦(いくさ)の時に食べる保存食が殆どらしく、冷たい食材が多いようだ。但し、料理の始めに「ぜんざい」が出てきたのには驚かされた。いまの『田村』さんは、変遷を経て普通の季節料理を出しているようだが、我々が食べた【季節御膳】も大変美味で、料金もリーズナブルであった。

しかし、≪「とげぬき地蔵」と「しっぽく料理」≫、面白い取り合わせである!

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    〈昭和39年創業時の『田村』と現在の『田村』/右は、【季節御膳】〉

1月20日が二十四節気の「大寒」だから、1年中で一番寒い時期が今時である。寒い時期に食べる物と言えば、先ず鍋料理が浮かぶ。食材が鍋に入れられた状態で食卓に供され、各自が自分でポン酢やタレを入れた椀や取り皿に取り分けてで食べる料理を鍋料理或いは鍋物(なべもの)と言う。鍋料理には、寄せ鍋、湯豆腐、水炊き、おでん、しゃぶしゃぶ、鴨鍋、ちゃんこ鍋、スキヤキ(牛鍋)、土手鍋、もつ鍋、ちり鍋、ぼたん鍋、みぞれ鍋、常夜鍋、豆乳鍋、チゲ鍋、カレー鍋などの他、地方独特の鍋を含めると恐らく100種類近く有るのではないだろうか?ブイヤベースやチーズフォンデュ等も外国産鍋料理だ。

同じ鍋の中に他人の箸が入るので嫌がる潔癖症の人も居るようだが、一方で鍋を囲んだとき、特に頼まれてもいないのに仕切りたがる人が居る。大きくわけると自分で全て作ってしまうタイプと、口でいろいろ指示や解説をするタイプに分けられるようだが、こういうタイプの人達を総称して『鍋奉行』と呼んでいる。言い得て妙だが、鍋奉行はあくまで仕切る人又は仕切りたがる人のことであり、必ずしも鍋料理に長けているとは限らない。従って、皮肉を込めて鍋奉行と呼ぶことも多いのだ。

ところが、お奉行様は二人いると厄介だ。特に食材を入れる順番やタイミングなどでもめる事が有るからだ。或る時、友人の家でスキヤキ鍋を囲んだ時、関東出身の奴と関西出身の奴とで肉が先か割下(わりした)が先か大もめにもめた事がある。関東風は、割下が先で関西は肉が先なのだそうだ。これは元々スキヤキの発祥の地が関西で、関東はどうも「牛鍋」と言って元々煮ていたからそうなったらしい。その時は、2種類の作り方を試してみたが食材が同じなので味は左程変わらなかった。だが、肉を焼いて作った方が早く取り合うため、慌ただしかった記憶がある。

鍋の終盤の定番は『おじや』だが、これも結構作り方で味が変わる。我が家には「料理役」だけで、お奉行様は居ない。私は一切口を出さず出来たてを食べるだけだから、さしずめ「お殿様」ってところか?久し振りに今日は、「お殿様」を決め込もうかと思っている。 200px-Nabe_Kansai_style.jpeg 200px-Nabe_Kansai_style.JPG

                        <美味しそうな「ちゃんこ鍋」>

きっと皆さんは、"Xmas"を、ご家族で楽しく過ごされた事だろう。外で食べる時、小さなお子さんが居る家庭では、パスタやピザが好まれるのでイタリアン・レストランを選ぶケースが多いのではないだろうか?そういう意味ではチェーン店を含め、あちらのものではイタリアン・レストランの数が最も多いように思う。私も、寿司や中華料理と並んでイタリア料理、特にパスタが大好きだ。ところで≪パスタとスパゲッティの違い≫は何だろうか?、「パスタは食事、スパゲティーはおやつ」、「パスタはワールドワード、スパゲテイは日本での通称」、「具が中心にのっているモノがスパゲッティ、具が混ざっているモノがパスタ」などの間違った考え方が一部に有るようだ。

パスタとは、イタリア料理で使われる小麦を加工した食品全般を指します。要するにスパゲティやマカロニ(乾麺・生めん共に)の総称なのだ。スパゲッティはパスタの一種で中が空洞でない筒状の細長いもの。太さは様々だが、1.6~2.0㎜程度のものをスパゲッティと呼ぶことが多いようだ。正確には、少し太い物(2mm強)をスパゲットーニ (spaghettoni)、 少し細い物(1.6mm前後)をスパゲッティーニ (spaghettini) 、さらに細い物(1.3mm~1.5mm程度)をフェデリーニ (fedelini)、 1.2mm未満の物をヴェルミチェッリ (vermicelli) またはカペッリーニ (capellini)と呼ぶそうだ。

ここでパスタに関する問題!

①「冷製パスタ」は日本がルーツだそうだが、日本の食品の何がヒントになったのでしょうか?

②日本人の為にローマ中のレストランに置いてある調味料とは何でしょうか?

ANSWER IS

①「ざる蕎麦」だそうだ。イタリアでは、熱いパスタを水で洗う発想は元々なかったが、或るイタリアンシェフが日本に来て「ざる蕎麦」を食べた際にヒントを得たそうです。

②答えは、「タバスコ」だそうです。日本人観光客が、番度「タバスコは有りますか?」と聞く為、ローマ中のレストランが置くようになったそうです。

面白いものですね(*^_^*)!私が作れる唯一の料理が、ぺぺロンチーノのである。今日辺り作ってみたいと思っているが、如何に好きだとは言え、流石に「年越しソバ」は、"日本蕎麦"ですよね!

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                           〈様々なロングパスタ〉

fukuchou.JPG皆さんも必ず近所に行きつけのレストランがお有りだろう。私もちょくちょく家の近所で外食をする。ウイークデイの昼飯は、共働きのカミさんが弁当を作ってくれるので大いに助かっているが、その分仕事で帰りが遅くなると月に1~2度は、外で夕飯を食べることがある。メニューは、≪寿司と中華とイタリアン≫と概ね決まっている。寿司は、前にもご紹介したことがあると思うが『技の福兆名戸ヶ谷(などがや)本店』(04-7169-0010)がもっぱらだ。このお店が開店した16~17年程前?から通っているが、現在柏市を中心に野田市やつくば市に5店舗を展開するまでになったこの近辺では有名なお店だ。ネタの新鮮さとシャリの美味しさは抜群で、「元祖あぶり鮨」も名物である。私は何時も最初に生ビール中ジョッキと「ばくだん」(海の幸を山芋であえて海苔を巻いて食べるつまみ)を注文し、その後お酒(黒龍)か上手い焼酎を味わって最後の鮨でしめるのだ。

150x150_square_4736262.jpeg中華は長年通っていた『慶山』(けいざん)が、ご主人が身体を壊されたためか?店仕舞いしたため大いに残念だが、最近は少し足を伸ばして東武線の豊四季駅近くの『健昌』(04-7154-5610)という店に行くことにしている。昨日も6時半頃行った時には、お世辞にも綺麗と言えない(失礼!)狭い店内は既にお客さんで満杯だった。カミさんたちが、ゴルフの帰りなどにお仲間たちと行くらしく、彼女たちは顔馴染みである。海老をフライにしてマヨネーズであえた「海老マヨ」や「黒酢酢豚」等が名物料理らしいが、昨日は「海老マヨ」他3品と餃子一皿と半ライス、それに生ビールと冷酒を頼んでお勘定が、何と二人で5,000円からお釣りが来たのには驚いた。

イタリアンは、数多ある中で何といっても柏市若葉町の『マレア』(04-7167-1170)だ。柏駅近くのサンサン通りにも、サラリーマン相手の飲み物主体の2店目が開店しているが、開店当初から足を運んでいる本店は、孫たちの誕生日には特注の「バースデイケーキ」が心和む定番のレストランである。私は先ず生ビールを飲んで、オススメの赤ワインを3杯飲むことにしている。お料理は、「3種類のトッピング・ブルスケッタ」(590円)、「コロコロ野菜のバーニャカウダソース(アンチョビ、焦がしバター、ニンニクの絶品ソース)」(788円)、トマトとバジルのシンプルなピッツァ「マルゲリータ」のSサイズ(890円、 具沢山のシーフードをトマトソースにたっぷり絡ませ「ぺスカトーレ」(1480円)等を注文することが多いが、その日の気分で豊富なメニューの中から魚料理やプレーンでさっぱりとしたパスタをオーダすることもある。

何れも二人で飲んで(私だけ)食べて、一万円で足りる極めてリーズナブルで良心的な「お店」だ。これらのお店で美味しく食べれるのも、未だに健康で居られるお陰と神に感謝したい!

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        <左から「ブルケッタ」、「コロコロサラダ」、「マルゲリータ」、「ペスカトーレ」>

※一部無断でホームページから写真を転写した事をお詫び申し上げます。


140px-SanjyoOhashiGiboshi.jpeg急に冷え込んできたため、鍋が恋しくなった。鍋料理に欠かせないのが、葱(ねぎ)である。大抵の人が小さい頃は、苦くて辛くてぬべぬべしている印象が強く嫌いだった思うが、何故か大人になると宗旨替えする食物である。今朝の朝刊に面白い記事が載っていたのでご紹介しよう。埼玉県深谷市の今月の産業祭において、日本各地から特徴ある「ねぎ」が集まる「全国ねぎサミット」が開催されるというのだ。「深谷ねぎ」はつとに有名だが、その他にも ①山形県酒田市(平田赤ねぎ) ②福島県郡山市(阿久津曲がりねぎ) ③新潟県新潟市(やわ肌ねぎ) ④群馬県下仁田町(下仁田葱) ⑤茨城県坂東市(坂東ねぎ) ⑥埼玉県越谷市(こしがやねぎ) ⑦埼玉県さいたま市(岩槻ねぎ) ⑧千葉県松戸市(矢切ねぎ・あじさいねぎ) ⑨京都府京都市(九条葱)などが参加して、「 おらが里のねぎ自慢」をするそうだ。

その他、「徹底討論!首都圏農業のこれから」と題して首都圏の農業をめぐり各市町長が大討論会を開く他、新潟発ねぎアイドルの「Negicco」のライブもあるそうだ。葱の古名は「」というそうだ。別名の「ひともじぐさ」は「き」の一文字で表されるからとも、枝分れした形が「」の字に似ているからとも言う。ネギの花は坊主頭や擬宝珠(ぎぼし又はぎぼうしゅ)を連想させるため「葱坊主」(ねぎぼうず)や「擬宝珠」とも呼ばれる。「擬宝珠」とは、お地蔵さんなどの仏像が手のひらに乗せているもので、京都などの古い橋の欄干に使われている「魔除け」の一種である。

原産地は中国西部・中央アジアだそうだが、日本では古くから味噌汁、冷奴、蕎麦やうどんなどの薬味として用いられる他、前述の如く鍋料理に欠かせない食材の一つだ。硫化アリルを成分とする特有の辛味と匂いを持つため「魔除け」になったという説がある。料理の脇役として扱われる事が一般的だが、青ネギはねぎ焼きなど、白ネギはスープなどで主食材としても扱われることも最近では多くなった。関西以西でうどんなどの薬味に用いられるワケギ(分葱)は、同じネギ科のネギ属らしいが、原産地はギリシャだそうだ。

私は、鍋料理は関東の白ネギ、うどんや蕎麦類はワケギが美味しいと思うが、今日食べたいと思っている「ネギトロ巻き」は、絶対白ネギでなければならないのだ!                           

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                 <左上が擬宝珠」、中央が各地の自慢のネギ>