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2012年1月10日(火)   ≪今年は「辰年」果たして・・・・?≫

i_tatu_0026_2_j.jpg今年の干支は5番目の「辰年」である。十干十二支で正確に言うと、「壬辰(みずのえたつ)」で、壬辰の「」とは海や湖といった水の集合体・固まり・大きな水を象徴しているらしい。「辰」の正式な読み方は、「しん」で原字は「」である。これを判りやすいように「)」という動物?になぞらえたのは、古く中国で庶民に十二支を浸透させるためである。もともとは、「動いて伸びる」とか「整う」と言うような意味が有るらしく、草木が盛んに成長し形が整った状態を表すと解釈されている。又、「震」や「振」、「娠」等の意味を持つと言うから、今年1年も要注意である。

昔、私の先輩が十二支のうち食べた事が無いのは、「」と「)」だけだと豪語していたが、「虎」は我が国では99。9%食べることが出来ないし、唯一架空の動物である「竜(龍)」は当然食べることが出来る訳が無い。「竜(龍)」の姿を、南宋時代の博物誌『爾雅翼』では「三停九似」、つまり首〜腕の付け根〜腰〜尾の各部分の長さが等しく、角は鹿、頭は駱駝、眼は、身体は、腹は(架空の動物)、背中の鱗は、爪は、掌は、耳はにそれぞれ似ると書いてある事から竜の中にも更に十二支が何匹か居ることになる。

165px-Japanese_dragon,_Chinese_school,_19th_Century.jpgまた口辺に長髯をたくわえ、81枚の鱗の他に喉下には一尺四方の"逆鱗"(「逆鱗に触れる」という諺は此処から来ている)があり、顎下に宝珠を持っていて秋には淵の中に潜み、春には天に昇るとも言われている。「竜巻」とは、竜が天に昇る様に似ていることから名づけられたらしい。「昇り竜」という言葉の通り、竜は物事が発展する際に使われる事からおめでたい動物として扱われている。将棋の世界でも、飛車が"成る"と「竜王」になり、最も攻撃力の有る駒へと変身する。私の好きな麻雀でも、三元牌を竜に喩えることが有って(英語で Dragon tiles)、懸賞牌懸牌)のドラは三元牌を「ドラゴン」と呼んだことに由来したものである。

斯くの如く、「辰(竜・龍)年」は先行きが明るく発展する年と言えよう。昨年が酷い年だったので尚更そう願いたいものである。