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9月7日(火)    ≪「エコカー補助金」との不思議?≫

エコカー補助金制度」が一両日中に打ち切りになる見通しだと言う。8月末の時点で、予算残が479億円となり、1日の申請受理ペースが約40億円で9月10日過ぎには消化しきってしまうとの報道があったばかりだが、ここ最近1日当たり50億円を超えるペースで申請が続いたため予算が枯渇するらしい。そもそも「エコカー補助金制度」とは、どのような制度なのだろうか?経済産業省によるエコカーへの買い替え補助金制度が制定され、2009年6月19日から申請の受付が開始された。

同制度は、政府が推し進めるエコカー普及促進策の一つで、現在の車から環境性能の良い乗用車や重量車に買い替える場合、又買い替えを伴わなくとも、環境性能に優れた車を購入する場合に補助金が交付されると言うものだ。 同補助金制度が開始されて以来、ハイブリッド車などのエコカーや低燃費車を中心に新車販売台数が好調。経済効果が大きいことから、平成21年度第2次補正予算で平成22年度も予算額は2,609億円で延長して実施されることが決定された。この制度は一定の燃費基準をクリアーしたトラックも対象になるのである。

聞くところによると、或る大手広域建機レンタル会社がこの補助金目当て?に、或るトラックディーラーに500台の2トンダンプを発注したらしい。1台当たり20万円の補助金が支給されるので、それだけでも1億円である。その他にも重量税自動車取得税が、50%減税になるのだから大変なコストの圧縮だ。この制度は、2009年4月1日より施行された「エコカー減税制度」と呼ばれるもで、ハイブリッド自動車、電機自動車などの次世代自動車や、国土交通省が定める排出ガスと燃費の基準値をクリアした環境性能に優れた車を対象に行われる減税措置である。

この二つの制度の決定的な違いは、重量税及び自動車取得税の減税対象期間がそれぞれ2012年4月末と同3月末までの登録車を対象にしているのに比べ、「エコカー補助金」は期間は2010年9月末までの登録車と限定しているが、冒頭に述べて通り予算を消化し切ってしまえば、即終わりという違いがあるのだ。どうせなら9月末までの登録車全てを対象にすれば良かったのに、納期のちょっとしたズレで、貰える人と貰えない人が出てきて販売ディーラーと揉めるケースが想像される。

新聞によれば、購入者から販売店に「問い合わせが殺到している」らしく、大手メーカーと販売店の中には補助金終了後も補助金分の値引きを対応するところも有るそうだ。斯く言う私も、「エコカー補助金」を念頭に、3台のトラックを或る顧客から受注しているが、対象外になることは決定的なので今からその対応に頭が痛いところである。

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<(左)8月末の「エコカー補助金」の申請状況。(右)8月新車販売台数の首位は保ったものの、納期がかかるため売上台数が失速した新型プリウス