8月25日(水) ≪なら国際映画祭2010≫
我が国には、新宿映画祭 や広島国際アニメーションフェスティバル他 50以上の映画祭が存在するのをご存じだろうか?変わったところでは、東京国際レズビアン&ゲイ映画祭等も有り、セクシュアル・マイノリティの間では人気の映画祭らしい。ところで今日から新たな映画祭として、平城遷都1300年を機に、奈良から世界に向けて映画を発信しようと≪なら国際映画祭≫が、奈良市で開幕する。日本はもとより世界の映画人および優れた映像作品を招聘するようだが、新人が対象のコンペ部門でグランプリを受賞した監督には、500万円を上限に奈良を舞台にした映画の制作権を与えるそうだ。
受賞監督は日本人スタッフを起用して映画を作り、翌年の映画祭で上映する事になっているそうだ。500万円規模の製作費をグランプリの副賞にするのは、地方映画祭としては珍しいと思う。コンペ部門では、世界中の映画祭に出品された日本人を始めとして、韓国、モンゴル、ぺルー、イスラエル、ドイツなど国際色豊かな監督作品が優劣を競うらしく、結果が楽しみだ。その他にも今回は、何れも奈良を舞台にした、山崎 都世子監督作品の「びおん」と中国人の趙曄氏がメガホンをとった桃井かおり主演の「光男の栗」が世界に先駆けて公開されると言う。
最後に、エグゼクティブディレクターを務める奈良市在住の河瀬直美監督のメッセージをお伝えする。 『大好きな奈良を世界にもっと伝えたい!~2010年、奈良は平城遷都1300年の記念すべき年を迎えます。この歴史的な年を機に、日本国内はもとより世界中に奈良を発信するべく、なら国際映画祭を開催します。奈良は、奥深い伝統文化と荘厳な祈りの場、そして美しい自然が調和する、世界にも稀な固有の風景を保っています。世界中からたくさんの人々がこのまちに集い、言葉を交わし、食べ物を食べ、暮らしをまるごと体験する・・・奈良の豊かな地域性を感じながら映画を鑑賞できる・・・そんな映画祭にしたいという想いで取り組んでいます。そして、奈良に住む人々にとってもこの映画祭が国際的な交流の機会となり、地域が盛り上がり、このまちを大好きな子どもたちが、もっともっと増えてほしいと願っています 』
<今日25日に開催される『レッドカーペット』の予想図>


