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6月11日(金)  ≪「梅干し」作りの季節≫

昨日帰宅し玄関を開けた途端、プ~ンと甘酸っぱい梅の香りがした。「梅干し」作りのシーズンが到来した事を、そこで初めて意識したのだ。我が家では、味噌作り(息子たちが独立してから止めているが・・・)、ぬか漬け、白菜づけと並んで「梅干し」作りは、一つの季節行事である。作る人によって、微妙に味が違うといわれる「梅干し」、どこの家庭でも、一粒一粒「健康のために・・・」と家族への愛情を込めて作ったそれぞれの"我が家の「梅干」"は絶品?の筈だ。小さい頃から私の弁当に無くてはならないものが二つ有る。一つが「玉子焼き」で、もう一つは言わずと知れた「梅干し」である。

「梅干し」には、唾液の分泌を促進される効能があり、貧しい時代には「日の丸弁当」でも充分空腹を満たす事が出来た。梅は中国が原産である。本来梅干は、梅酢を作った後の副産物であり、利用法としてはこれを黒焼きにして腹痛の治癒・虫下し・解熱・腸内の消毒の効用を目的に食用よりも寧ろ漢方薬として用いた。紀元前200年頃の墓からも、「梅干し」の壷が出土しており、これが日本に伝来したのである。又、戦国時代になると「梅干し」は保存(陣中)食としてだけではなく、傷の消毒や戦場での食中毒・伝染病を予防になくてはならないものとなった。合戦中の休息に「梅干し」を見ることで唾液分泌を促進させ息切れを防ぐ目的にも使われた。「梅干し」は戦略物資の一つとなり、武将達は梅の植林を奨励した。これが現在でも梅の名所や梅干しの産地として残っているのだ。

因みに我が家(ワイフ)の作り方をご披露しよう。

材料:和歌山県産 南高梅10kg(1部我が家の梅も混ぜます) 14~15%程度の粗塩 35度の焼酎 赤じそ

(1)梅のヘタを傷付けないない様に取る (2)よく水洗いをする (3)水切り後35度の焼酎で梅と漬ける容器を消毒する(カビを防ぐため) (4)粗塩と梅を混ぜ合わせ、順次容器に入れていく (5)更に梅の上から残りの塩をかけて重石をする (6)1週間程で、白酢(梅の液)が上がってきたらよく洗って塩もみした赤じそを入れる (7)そのままおいて土用になったら取り出し、大きなザルに奇麗に並べ三日三晩天日干しをして、出来上がり

未だ作った経験がない方は、ご家族のためにお試しあれ!

100611_061446.JPG 梅.JPG

 

<今年漬ける10kgの梅と去年漬けたふくよかな我が家の「梅干し」>