6月4日(金) ≪「樽床伸二」って誰?「民主党七奉行」とは?≫
鳩山首相退陣に伴い、民主党の後継代表選挙に菅直人と余り耳慣れない名前の「樽床伸二」が立候補した。ボケ老人?で民主党の長老である渡辺恒三(78才・当選14回)曰く、彼は「民主党七奉行」の1人らしい。七奉行とは岡田克也(東大卒・57才・同7回)、前原誠司(京大卒・48才・同6回)、仙谷由人(東大卒・64才・同6回)、野田佳彦(早大卒・53才・同5回)、枝野幸男(東北大卒・46才・同6回)、玄葉光一郎(上智大卒・46才・同6回)と彼を指す。彼は、1959年8月6日に仕立て服職人である父の長男として島根県で生まれた。従って現在50歳だが、野田や玄葉、原口一厚総務大臣同様「松下政経塾」出身の当選回数5回の衆議院議員である。
彼は、スポーツ万能で中学時代はサッカー、高校時代は甲子園を目指す野球少年だったらしいが、家は決して裕福でなく、幼い妹が自身の眼前で交通事故死するなど幼少期に非常に辛い体験をしたようだ。又、祖父は全盲の障害者だったが、「たとえ障害者であっても自分の足で立って生きていくべきだ」というしっかりとした考えを持つ人だったようだ。その祖父の教えが、その後「機会の平等」の実現を訴える政治家としての道を決定づけることとなる。しかし、「なんとか委員長」という肩書程度しか知られていない彼が、何故不利が予想される今回の「党の代表=首相」指名選挙に立候補したのだろうか?
七奉行の内、彼以外の殆どが「反小沢」を鮮明にしている。「小沢グループ」は党内約150人の議員を擁する最大派閥であり、その存在を明確にするために、小沢がグループの彼を選んだいう説が一つである。もう一つのうがった見方として、昨日の立候補の記者会見で菅が、「小沢が面会を申し込んでも会ってくれない」と述べていたが、そこら辺りにヒントが有りそうだというものだ。要するに、菅首相が誕生しても、小沢が厳然として闇将軍として影響力を持ち続けるために今は、敢えて距離を置いているというポーズが必要だという説である。何れにせよ、「樽床」はダミーで選ばれたことになる。
後者が事実であれば、これ程の「茶番劇」はないが、私が思うに「樽床」はこの機会を大いに利用すればいいのだ。かつて小泉元首相は何度も総裁選に出馬し落選を重ねた結果、歴史に名を残す一国の宰相に上り詰めた。「樽床」は、衆議院議員の80議席の定数削減を打ち出しているが、大いに共感を呼ぶところである。彼は、前掲の如く党内の実力者と比べても経歴的にそんなにそん色ない。そう、近い将来ひょっとすると「瓢箪から駒」が出るかもしれない?
![]()



