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4月6日(火)   ≪HAPPY NEWS  2009≫

日本新聞協会が、4月6日の"新聞をヨム日"に因んで実施されている『第6回 HAPPY NEWS 大賞』が発表され、2009年4月から2010年3月までの新聞記事の中で、読んで"最もハッピー"になったものとして、今年の2月12日の中日新聞の朝刊に掲載された【ヒッチハイクで春をつかむ】という記事が選ばれた。愛知県豊田市の長谷川知子さんが、自分の誕生日に偶然その記事を読んで、明るい話題が少ないこの時期に心温まるエピソードとして投稿したものだ。

そのエピソードとは、こうだ。「埼玉県川越市に住むパイロット志望の中学3年の女の子が、石川県輪島市の日本航空高校の推薦入試に向かう途中、新幹線で新潟県長岡市まで行ったものの、予定していた輪島市までの夜行列車が大雪の為に運休。困った母親と二人は、300キロ余りをヒッチハイクし、何とか集合10分前に試験会場に辿りつき受験、目出度く合格した」と言うものだ。その際、諦めて泣き出した娘に母親は、ヒッチハイクを提案し、『絶対諦めない!』と呟いたそうだ。

そして、誰もが停まってくれず2時間歩き続けた挙句に、ガソリンスタンドで給油中の大型トラックの運転手に頼み込んで途中まで乗せて貰うこととなった。その際事情を知った同じく中3の娘を持っている運転手さんが、『よし、輪島まで行っちゃる!』と学校の前まで送ってくれて、『がんばれ』と励ましてくれたと言う。入試の作文は偶然にも「私が感動した事」で、彼女は400字詰めの原稿用紙に深夜のヒッチハイクの事を、母親と運転手さんに対する感謝の気持ちをつづったそうだ。

20100401-00000034-oric-ent-view-000.jpegその後、高校がその運転手さんを探し出し関係者がお礼を言ったそうだが、何とも素晴らしい話である。6回目の今年は12,000件以上の応募があったようだが、選ばれた数点をくまなく読んでみたが、いずれも心が和む記事だった。さしずめ来年は、今日の「86歳の夫が、脳梗塞で倒れた妻を自宅で介護するために、介護資格を取得した」と言う記事も、多くの応募の中に見当たる筈だ。<写真は愛娘と表彰式に臨んだ長谷川さん(右)>