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3月31日(水)  ≪「NHK連続テレビ小説」と「巨人戦ナイター」視聴率≫

29日から放送が始まったNHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」の第1話の視聴率が14.8%(関東地区)だったことが、ビデオリサーチ調べで分かった。妖怪マンガ「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんの妻・武良布枝(むら・ぬのえ)さんを女優の松下奈緒さんが演じる作品で、48年ぶりに放送時間を変更し、午前8時から放送されているが、歴代で「どんど晴れ」(2007年)の14.8%(関東地区)を下回り、ワースト1位となった。さて、皆さんはご覧になっただろうか?

調べてみると、過去の「NHK連続テレビ小説」で平均視聴率トップだったのが、1983年((S.58)放送の「おしん」(主演:田中裕子・小林綾子)の52.6%である。次いで1971年(S.46)の「繭子ひとり」(山口果林)の47.4%、三位が1972年(S.47)の「藍より青く」(真木洋子)の47.3%、四位が1974年(S.49)の「鳩子の海」(藤田美保子)の47.2%、五位が1973年(S.48)の「北の家族」(高橋洋子)の46.1%、さらに「おはなはん」(1966/S.41)、「旅路」(1967/S.42)と続き1993年(H.5)の「かりん」を最後に30%以上の視聴率はなくなり、昨年の「ウエルかめ」は、13.7%と最低を記録したらしい。

堀井憲一郎(2006)「若者殺しの時代」によれば、「連続テレビ小説が描いているのは、女の半生である。視聴率が高かった時代、何を見ていたかというと。戦争の苦労である。...視聴率が決定的に落ちるのは、戦争を描かなくなってからである。そのかわり、主人公の女性にいろいろな無理な職業に就かせて、社会と戦わせて、共感を得られなくなり、どんどん落ちていった。」と解説している。それと面白いデータがもう一つある。

それは、プロ野球「巨人戦ナイター」のテレビ視聴率の推移がこの率に類似しているのである。最高が、同じく1983年の27.1%、二位が1982、84年の25.6%、四位が1987年の25.3%、五位が1978年の24.9%であるが、ここ5、6年はピーク時の半分以下と低迷している。その理由には、サッカーJリーグの立ち上げや若者の遊びの多様化に伴う野球離れ、WBC効果に依る人気の分散などが上げられるが、根本的にはいずれも「少子高齢化」が進みつつある事が微妙に影響しているように思う。

私は、「NHK連続テレビ小説」も「巨人戦ナイター」も今は見ない。NHK「大河ドラマ」もどうやら同じような傾向が有りそうだが、私は楽しみに見ている。いずれ「大河ドラマ」の話題にも触れてみたいと思っている。 06793AA_1.jpeg    【見る者の涙を誘った「おしん」(小林綾子)と母谷村ふじ(泉ピン子)の雪の中の別れのシーン】