2月23日(火) ≪「日本経団連」の次期会長はべビ-フェイス?≫
我が大学の先輩でありOB会「南甲クラブ」のメンバーである御手洗富士夫(75歳)2代目「日本経済団体連合会」会長の後任に、住友化学会長の米倉弘昌氏(3月で73歳)が決定した。 ご承知の通り「日本経団連」は、2002年5月に経済団体連合会(経団連)と日本経営者団体連盟(日経連)が統合して発足した組織で、その会長は"財界総理"と呼ばれ唯一民間人で警察官の身辺警護がつく要職である。初代会長は、今リコール問題で揺れているトヨタの奥田碩氏だ。
この後任人事は、幾つかの疑問符が付いている。それは、①現職の副会長職にある者ではない(現評議員会議長)②出身母体である住友化学が(従前の会長輩出企業と比べて)小規模な会社である③過去「旧財閥系」から経団連の会長になった例はない(日経連は有る)等である。但し、金融担当大臣である亀井静香氏の東大時代の同級生で今でも親交が続いていると聞く。又、民主党政権への政権交代が、今回の人事に微妙に影響しているように思う。
昨年の中頃までは、後任候補には東芝の西田厚聡会長、パナソニックの中村邦夫会長らの名が挙がっていた。ところが、「日本経団連」が献金していた自民党が大敗し威信が低下すると同時に景気の「二番底」が懸念される為、彼らが本来の事業に専念する等、従来にスタンスを変更せざる得なくなったのだ。そこで、社長時代にサウジアラビアでの石油化学合弁事業を立ち上げた経験などから、海外に幅広い人脈を持ち、日米欧の化学業界団体である国際化学工業協会協議会(ICCA)で地球温暖化問題のグループリーダーを務めている米倉弘昌氏に白羽の矢立った模様だ。
ご覧の通り、彼は≪ベビー(ファニー¿)フェイス≫で誰にも親しまれるタイプだと思う。恐らく普通に行けば2期4年間務めることになるだろうが、ソフトタイプの"財界総理"として窮地に立たされている日本企業に、是非共元気を吹き込んで貰いたいものである。
<「日本経団連」の次期会長米倉弘昌氏>


