2月22日(月) ≪「宮里藍」の賢明な選択!≫
現在女子プロゴルフ世界ランキング8位の「宮里藍」選手が、通算21アンダーで開幕戦のホンダLPGA(タイ)を制した。21日の最終日に9アンダー63の好スコアで回り、1打差で同3位のスーザン・ペターセン(ノルウェー)を大逆転で下して米ツアー2勝目を挙げたのだ。9アンダーと言うのは、18ホールの半分をバーディで回る計算で(実際は1イーグル・8バーディ・1ボギー)で、男子プロも真っ青な凄いスコアである。
2006年からアメリカツアーに参戦した藍ちゃんは1985年6月生まれの現在24歳だが、一時のスランプを乗り越え昨年の7月にフランスで開催されたエビアン・マスターズでLPGAツアー初優勝を果たすなど活躍を見せ、米国女子賞金ランキング3位と飛躍した。彼女の体格は、155センチ52キロで世界中の有力選手が集まる米ツアーでは極端に小さい方だし、飛距離も飛ばない部類に入る。しかし、ここまで彼女が活躍できるのは、好きなクラブがパターだというからパットを含む小技が卓越しているという証左だろう。
つい最近ある新聞で森口祐子プロが今年米ツアーでの彼女の大活躍を予想していたが、何かそんな予感がする開幕戦となった。特に最終ホールのロングホールでバーディを奪取したが、彼女のその際の≪賢明な選択≫が際立った。何故なら、フェアウェイに置いた2打目を敢えてイーグルを取った7番ホールの様に狙わず、5番アイアンで刻み3打目を寄せて4打目のアプローチを放り込んだのである。米ツアーでは男女とも最終日に大爆発し優勝するパターンが大半だが、彼女は短い期間でそれを学習し実践したのである。
或る時一緒にプレーした時息子から『お父さんは、仕事に関しては慎重なのに何故ゴルフになると極端に可能性が低い林超えや木の間を狙うの?』と聞かれた事があるが、確かにそんなショットはスコアを落とすのがおちで、私は誠に愚かな下手くそゴルファーなのである。是非藍ちゃんには、更に技術を磨くと同時に≪賢明な選択≫で、早くアメリカ国内で1勝して貰いたいものである。
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