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2010年1月29日(金) ≪朝青竜の暴力事件で大相撲の将来を憂う!≫

朝青竜≫が、土俵際に追い詰められた。事の発端は、初場所中の16日未明都内で起こした泥酔暴力騒動の相手が当初言われていた個人マネージャーじゃなく、一般男性と判明したからである。昨日の理事会で師匠の高砂親方は「(被害者とは)示談した」と状況を説明したが、ある外部役員が「示談書を見せてください」と詰め寄ると、慌てて「作っていません」と回答したことも尾を引き、彼の相撲界からの追放も噂されている。

≪朝青龍≫の優勝回数は、25回と大鵬千代の富士に次いで歴代3位で平成の大横綱と言えるだろう。彼の184cm・147kgの体躯は、大型力士全盛のこの時代、決して大きくない。もっとも、「双葉の前に双葉無し、双葉の後に双葉無し」と言われた不世出の大横綱で「角聖」の異名で知られ69連勝で有名な双葉山が179cm・128kgだそうだから、その当時に彼が居たら大きい部類に入るかもしれない。彼の言動や振る舞いは常に物議を醸しており、2007年には2場所出場停止の処分が下されたが、瀬戸際で踏ん張ってきた相撲界のヒールも今回で命運が尽きるだろう。

ここに来て、二所一門を破門された貴乃花親方の理事立候補が話題になっているが、これを機に保守的な相撲界の体質が変われば良いと思うのは私だけではないだろう。昨日東京駅から船橋まで総武線で帰って来た際、若い力士2、3人がグリーン車に乗っているのを見かけた。大したお金ではないが、何とも贅沢な話である。昔聞いた話だが、元阪神の掛布は食堂に入っても常にテーブルの下に10本の指を押し当て指と手首を鍛えていたそうだし、電車に乗っても座らずにつま先立ちで、ずーと立っていたという。

最近こういう選手は少なくなって来たかもしれないが、有名プロスポーツ選手は常に心身を鍛え、ファンにアグレッシブなプレーを見せて貰いたいものである。特に日本古来から続く国技の大相撲は、新しい時代の中にも燦然と輝く古き良き伝統を引き継いで行って欲しいものである。 220px-Futabayama_Sadaji.jpeg

   〈右目が見えない事を伏せて現役時代を全うした双葉山は、決して"まった"をしなかったという〉