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Nov
11月17日(火) ≪道祖神≫
一昨日、『東京建設機械リース業協会』の"40周年記念セミナー"行事にに参加するため、鬼怒川温泉に車を転がして行って来た。行く途中の道すがら、温泉峡に入る手前の田舎道で一対の≪道祖神≫を見つけた。≪道祖神≫は、村の守り神として、多くは村の中心、道の辻、三叉路に立っているようだ。村人たちが五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈願するもっとも身近な神として、男女像を独特の知性とユーモアで造り上げたものが多いようだ。
≪道祖神≫の種類には、単体道祖神・単体二神道祖神 ・球状道祖神・文字型道祖神・男根型道祖神・双体道祖神・餅つき道祖神(男女の性交を象徴する)・自然石道祖神などがあるそうだ。元々、道祖神の「祖」の漢字のつくりの「且」は、甲骨文字、金文体上では男根を表していて、これに呼応するように、文字型道祖神では「道」の文字が女性器の形をしているものもあると聞く。古くは、奈良県明日香村にある飛鳥時代の石人像(重要文化財)が、道祖神の始めとされているが、男女の営みを通じて"守り神"信仰が生まれてきたようだ。
平安時代の書物にも既に『道祖』という言葉が出てきているそうで、その時代から"結界神"(村と外界を分かち災厄を村に入れないための神)として、我が国の方々に建てられてきた模様だ。特に関東・甲信越地方に多く分布しているようだが、出雲神話の故郷である島根県には少ないというから面白い。長野県の安曇野市は、≪道祖神≫の宝庫として有名で、≪道祖神≫巡りをしている人が有ると聞くが、是非皆さんも地元にある≪道祖神≫の起源や意味を調べてみるのも、地元を見直す良いきっかけになるのではないだろうか?
<路傍で見つけ道祖神とすっかり紅葉が終わった車窓の風景>



