10月9日(金) ≪台風一過と被害≫
本州に上陸した台風18号が、大きな爪痕と混乱を残し今朝北海道根室沖に抜けた。関東は、≪台風一過≫である。≪台風一過≫とは、台風が通り過ぎたあと、通過した地域がすっきりと晴れ渡ることを言う。台風の通過後に晴れるのは、気圧の谷のあとに進んでくる高気圧に、台風のあと覆われるからだそうだ。誰もがそうだろうが私は、すっきりと晴れ渡った≪台風一過≫が、大好きだ。昭和30年過ぎの私の幼年期には、よく九州に台風が上陸したものだが、高台の住まいの近くの原っぱで只一人大風の中、訳もなく絶叫した記憶がある。
台風は、年間平均26.2個発生しているそうで、そのうち11個が300km以内に接近し、平均3個が上陸するそうだ。しかし、2004年(H.16年)のように、29個が発生し、その内10個が上陸し日本各地に多くの被害をもたらし年もあった。過去最悪の被害をもたらした台風は、我々の年代ではご記憶の方も多いと思うが、1959年(S.34年)の伊勢湾台風で、死者・行方不明者5,098人、負傷者38,921人、家屋の損壊833,965戸、浸水家屋363,611戸などの被害をもたらしたのである。
昔、東京でも神田川が良く氾濫した。多摩川が氾濫して、家が流されたこともあった。江東区は、海抜0メートルと言われ「天井川」も沢山あった。最近氾濫しなくなったのは、地下深くに多くの大きな貯水槽が建築されたからである。今話題の「ダム」と並ぶ"治水事業"である。我が国は、世界有数の火山地帯に位置する温帯から亜熱帯に変わりつつある島国である。従って、地震や台風は避けようもない自然現象だ。地球温暖化に伴い、伊勢湾台風クラスかそれ以上の台風が襲ってくる事が、今後とも予想されるそうだ。
公共投資が叫ばれている今、"治山治水"はもとより橋脚の補強や鉄橋を高くする工事などを怠りなく取り進めなければ、大ごとになると思うのだが?≪台風一過≫に被害情報は似つかわしくないのである!
≪台風一過!≫



