01
Oct

10月1日(木)  ≪ドリフの"8時だよ!全員集合"≫

relay.jpegつい最近、昔TBSの「お化け番組」と言われた≪ドリふの"8時だよ!全員集合"≫を見る機会があった。この番組は今から40年前の1969年10月4日に始まり、1985年の9月28日までの17年間通算803回も続いたザ・ドリフタ-ズ主演のバラエティー公開番組である。たまたま子供達の成長期に重なったこの番気味は、今見ても何とも面白い。特に人気ゲストを呼んでやる「少年少女合唱団」、「体操・ハイポーズ」や「バカ殿様」、「ひげダンス」他、色んなコントは、多くの流行語を生んだものである。又、土曜日の生番組にも拘わらず毎回豪華にしつらえられたセットは、今から思うと「伝説の番組」と称されるのに相応しい、誠に豪華なものであった。

今テレビ番組がつまらない。どの局を見ても、たけしやさんま、島田紳助を始めとする"吉本"の芸人達が中心のバラエティーやトーク番組ばかりで辟易する。従って、見る番組はニュース、スポーツ、ドキュメンタリーや一部のクイズ番組に限られ、昔ほどテレビをみなくなってしまった。或るテレビ関係者に聞いたところ、最近は不景気でスポンサーも付きづらく、いきよい宣伝のため何組かをまとめて安く売り込んでくる"吉本"の芸人達を使う場面が多くならざるを得ないそうだ。同じ理由で、バックのセットも毎回同じ物を使用し、コストダウンを図っているらしい。益して、BSやケーブルテレビなどの出現で視聴者の選択肢が増えたため、一部のキー局は台所が"火の車"だと言う。彼は、「将来的にはキー局の合併が避けられないだろう!」と結んでいた。

ドリフターズの原点は、同じナベプロのコミックバンドだった「ハナ肇とクレイジーキャッツ」にある。先輩格の彼らは、1961年~1972年まで続いた「ショボン玉ホリデ」(591回)や1964年に始まって1835回も生で放映され続けた「おとなの漫画」で後輩のドリフに道を開いたのである。今の若い人達は知る由も無いが、ハナ肇や植木等、谷啓たちの独特な持ち味を前面に押し出した、何とも面白おかしくスマートなショートコンは絶品だった。

≪"8時だよ!全員集合"≫の平均視聴率27.3%、最高視聴率50.5%は正に伝説になりつつあるが、そろそろ各社テレビスタッフも政権交代?して、良心のもとに番組作りを根本から見直したらどうだろうか?