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7月23日(木) ≪『同族』経営の是非・・・PART2≫
或る銀行の"お偉いさん"が言った『同族』企業の成功例、即ち「事業承継成功の三つのポイント」とは、
①ニ世教育・・・小さい歳頃から親父の背中を見せて育てる
②一代一創業・・・先代がやっていなかった新たな事業を創業する
③抵抗勢力の排除・・・先代が重用した社員を排除する
だそうだ、成程、納得。特に③に付いては、私が知っているレンタル屋さんの社長が息子に対し『俺の部下は、お前については行かないだろうから、お前が信頼する友達を片腕にすべく、我が社に連れて来なさい!』と言った事が記憶に残って居り、大いに共感するところである。
一方、昨日書いた通り「武田薬品工業」のように過去『同族』を解消した企業も多い。例えば堤家支配が崩れた「西武鉄道」、賞味期限切れのなどの不祥事が多発した「不二家」或いは経営が悪化してトップが交代した「三洋電機」や「ダイエー」、その他にもフジサンケイグループ・パナソニック・任天堂・日本生命保険などが挙げられる。又、古くは旧財閥系の「三菱」(岩崎家)・「三井」(三井家)・「住友」(住友政友が京都で開いた「富士屋」が祖)・「芙蓉グループ」(旧安田:安田善次郎が祖)等は、組織の拡大とともに『同族』から脱却している。
こうやって見てみると『同族』経営解消のきっかけは、端的に言うと企業の成長・拡大(株の公開)か逆に失敗した場合に、或る程度限定されるようだ。少子高齢化に伴い出生率は低下し、一人の女性が産む子供の数は1.3人前後となった現在、後継者選びに窮する時代となりつつある。しからば、『同族』経営の是非は?・・・その答えは時代が下す事だろう!



