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6月17日(水)   ≪ゼネコン3月期決算の明暗≫

主要大手建設会社、所謂ゼネコンの今年3月期の決算数字を入手した。売上ランク上位30社のデータであるが、その内の20社は先期に比べて売上を落としているようだ。先期落としたのは6社だったから、景気の悪さが顕在化しているのだろう。特に1兆円産業のスーパーゼネコン5社の内、大成建設の不振が際立っている。関連会社の道路工事業者である大成ロテックも大幅な赤字であるため、今年の9月に上場を廃止し10月には、完全子会社化を決めたようだ。

同じく、スーパーゼネコンの鹿島建設も売り上げは2.9%伸ばしたものの、海外工事の不振等もあって純利益は、6,296百万の赤字である。他の清水建設、大林組、竹中工務店(12月決算のためこの表にはない)はいずれも額は減ったものの、黒字を計上しているようだ。注目したいのは、売上ランク8位の西松建設である。あれだけ小沢一郎を始め政治家に不正献金?していた会社が、売上減であるもにも拘わらず、赤字を脱して2,569百万の黒字を出した事実である。まさか、献金をやめた分が、利益に寄与している訳でもないだろう?

最近のゼネコンは必要最低限の機械や機材しか持たない傾向にある。従って以前保有していた機材センターも徐々に、閉鎖や縮小傾向にあり、我々レンタル業者がそれにとって替わりつつある。去る6月11日の日経新聞朝刊の「点検 サービス市況」という欄に、『建機レンタル下落続く』という記事が載っていた。要するに建設業者の景気が悪くなると、必ず我々レンタル業者にしわ寄せが来る。特にゼネコンは、他の業者を引き合いに出し、強硬に値引き要請をしてくるケースが散見される。

我々も補正予算が成立し、2兆3千億円という莫大な建設投資予算が付いたのを機に、「太いものには巻かれろ」という態度を一変し、彼らの重要なパートナーとしての地位を確立して行きたいものである!

画像 002.jpg                    (主要ゼネコン平成21年3月期連結決算状況)