09
Jun
6月9日(火) ≪DNA鑑定≫
今月4日、1990年5月に栃木県足利市内で4歳の幼女を乱暴して殺害した罪で、1991年12月に逮捕され無期懲役刑が確定していた菅家利和さんが、17年半振りに釈放された。不思議な事に逮捕された理由が、幼女の服に付着していた体液が彼のDNAと一致したためであり、又釈放された理由が、再鑑定の結果DNAの不一致だという。果たしてDNAとは、何ぞや?
正確には、デオキシリボ核酸(Deoxyribonucleic acid)と言って遺伝子の本体として生物の核内に存在する物質らしい。又、5炭糖の一種デオキシリボースを含む高分子生体物質で、地球上のほぼ全ての生物に於いて遺伝子情報を担う物質と説明されるようである。素人には分かったようで分からない話だが、1869年にスイスの科学者によって発見されたそうで、≪DNA鑑定≫は、その反復領域の違いにを元に、血液やその他から人物の特定を行う犯罪捜査や親子鑑定に利用されている方法らしい。
菅家さんの例は、ここ10数年で研究が進み飛躍的に正確性が、増している証左である。彼の場合、再審が予定されているが無罪は確定的で、逆に当時の警察や検察の罪がどう糾弾されるか興味が深い。私が考えるに、人間が生まれた時点で、住民基本台帳にそれぞれのDNAを登録しておけば、犯罪も減るだろうし、検挙率も格段に上がる筈である。個人情報の面から言えば恐ろしい事であるが、ボーダレスの時代が更に進み犯罪が急増して行けば、ない話でもないだろう!
個人でも≪DNA鑑定≫は費用10万円弱で出来るそうだが、明日はどのようなケースで依頼される事が多いか?触れてみたいと思う。
(DNAの立体構造)


