①あの娘をペットに したくってニッサンするのは パッカード
骨のずいまで シボレーであとでひじてつ クラウンさ
ジャガジャガのむのもフォドフォドにここらで止めても いいコロナ
②ビュックりするほど タウナスでおまけに心臓が デボネアで
おやマアキュリーな 人だことてなてなおだてに すぐルノー
オペルオペルは もうお止しあんまりコルトじゃ 身がもたぬ
③あなたは私の ブルーバードミンクス買うのよ 約束を
キャロルと忘れて ダットサンこんど逢ったら コンテッサ
とっちめちゃおうと マツダけど逢えばやっぱり オースチン
④ベンツにグロリア ねころんでベレットするなよ ヒルマンから
それでは試験に クライスラー鐘がなるなる リンカーンと
ワーゲンうちだよ 色恋を忘れて勉強 セドリック
米ゼネラル・モータース(GM)が、昨日米連邦破産法11条の適用を申請して事実上破綻した。今後はリストラを進め国有化して再建するそうだが、米ビッグスリーのうちクライスラーに続く法的整理だ。上の歌は、1964年(S39年)に小林旭が車のメーカーや車種を駄洒落的に歌ってヒットした『自動車ショー(show)歌』であるが、30個の内に実に9個がビッグスリー関連の言葉が盛り込まれている。
我々が小さい頃憧れた超高級車パッカード(1958年に他社と合併して消滅)やキャデラック、そしてリンカーン等は、今は大統領専用車としてイメージが強くとても大衆車と呼べる代物ではない。これらのメーカーの経営陣は、政治力を駆使して台頭してきた日本車を排除し、大型車志向に走ったが今となっては戦略的に完全に失敗したと言わざるを得ないだろう。しかしこれからが本番で、既に中国の自動車メーカーが、米メーカーを買収しており、今後は日本・米国・韓国・中国・ベンツ、フィアットを中心とする欧州勢との熾烈な戦いが待っている。そして我が国経済も、是に依るところが大きいのである。

<キャデラック・DTS(アメリカ大統領専用車仕様)>