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5月11日(月)    ≪世襲議員の是非≫

今朝のTV番組で、「≪世襲議員≫の出馬に何かしら制限すべし」という意見が55%に上ったというアンケート結果を報じていた。確かに全衆議院議員の27%、自民党に至っては獲得総数244議席の内101議席、約41%が世襲というのはどう考えても尋常ではない。我が国において、貴族院が世襲政治の最後であり、現在は議員全員が公選によって選出されている。然しながら、親族の所謂『地盤・看板・カバン』を継承すれば、はるかに当選の確率が高まるのは自明の理である。

世襲政治の弊害としては、<①一般国民と一般常識などの認識が乖離していることがある②著しく能力に欠ける人物がいる③能力がある人間が議員の子供でないため排除されるケースが多くなる>等である。世襲自体、各国の王侯貴族や我が国の天皇家、武家社会、或いは歌舞伎の世界では当たり前であったが、近代の民主政治は特定の一族による政治支配を避けてきた。その代表がイギリスであり、世襲政治の典型となりつつあるのが北朝鮮である。しかし、場合によっては我が国もその引合いに出されるのではないかと私は、懸念する。『蛙の子は蛙』と言う諺も、外国では通じないだろう!

天皇家を除いて、我が国の世襲政治で一番長く続いたのは、700年続いた対馬の守護大名『宗氏』だある。然し、世襲政治は、過去の例を見ても必ず崩壊するのだ。さて、歌舞伎界では七代目市川染五郎の息子金太郎が6月に初舞台を踏むそうだが、この世界はいつまで世襲制度が存続するのであろうか?因みに、染五郎の妻藤間園子さんは、商社時代の4年後輩の方の姪御さんで彼と女優松たかこの母親で九代目松本幸四郎の奥さんである藤間紀子さんは、2年先輩の方の妹さんの高校時代の親友である。 全く関係のない話だが!(^◇^) 染五郎.jpeg

                    (才能豊かと称されている七代目市川染五郎)