06
Mar

3月6日(金)   ≪13歳のハローワーク≫

今朝の日経1面の「春秋」というコラム欄に、2003年に村上龍が書いた≪13歳のハローワーク≫という子供向け職業紹介の本に触れていた。この本は,私も読んだが『○○が好き』という区分からそれに関連する職業を紹介しているものだある。インターネット上にも公式サイトがあり、514の職業について調べられるので、一度皆さんも検索してみると参考になると思う。

例えば、「政治家」について調べてみると、"政治というのは日頃もっともよく目にする言葉だが、それが正確に何を意味するのか、わかりにくい。政治家は人々の暮らしを守り、より良くするために活動する人なのだろうか?しかし・・・中略・・・ひよっとしたら政治家ほどわかりにくい職業はこの世にないかもしれない。結論を先に言うが、世の13歳はこんなわかりにくい職業を目指すべきではない。"と紹介している。更に"権力欲があって、声が大きく、面の皮が厚く(神経が太い)、面倒見がよく、異常に体力があって、権謀術数にもたけている13歳は、最初から政治家を目指すのではなく、NPOなどで、知識とスキルを磨き、体験を積むことを勧めたい"と皮肉っている。

又、公務員[一般行政職]の「キャリア」について調べてみると、"大卒の幹部候補生を想定した国家公務員Ⅰ種合格者は、「キャリア」と呼ばれ、特に法的根拠が有るわけではないのに圧倒的なスピードで出世することで知られている"と一部疑問を呈している。因みに村上自身の職業である作家は「最後の職業」と評され、"誰にでもなれる資格がある"と書かれている。

残念ながら、我が「建機レンタル業」に関しては記載がなく、もし彼が紹介するとしたら「建機レンタル業」は、"最後の最後の職業で、誰もなりたがらない"と書くかも知れない。 村上龍.jpeg

                (幻冬舎からでている村上龍著≪13歳のハローワーク≫)