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2月10日(火)     ≪梅の便り≫

『道ばたの 風ふきすさぶ 野梅かな』 (高浜虚子)

今朝、駐車場へ歩いて行く際沿道の梅林からうっすらと≪梅≫の香りが漂ってきた。南の地では既に開花の便りも聞かれる今日この頃であるが、≪梅≫は中国原産のバラ科の植物で、遣隋使が我が国にもたらしたらしい。その当時は、≪梅≫が主役だったようだが平安時代ころからその華やかさとはかなさから<桜>がとって替わっていったようである。然し、私はどちらかと言うと≪梅の花≫ほうが好きである。

我が家にも梅の木があり、その実をとって梅干しを作るが、未だその蕾は固く咲くのはもう少し先のようだ。よく「馥郁(ふくいく)と香る≪梅の花≫」と言うようだが、この言葉は≪梅の花≫だけに使われるようである。

『梅一輪 一輪ほどの あたたかさ』 (服部嵐雪)

もう暫くすると我が家の≪梅≫も、この句のように暖かさと共に「馥郁(ふくいく)と香るが如く」花を咲かせるだろう。その際には、この時のために?戸棚の奥にしまってある銘酒「松竹梅」の吟醸酒を取り出し≪梅の花≫を愛でながら一献傾けたいものである。 梅のつぼみ.JPG

                       (未だ固い蕾の我が家の≪梅の花≫)