1月9日(金) ≪創業者のDNA≫
今日の日経新聞の1面で、販売不振に陥ったトヨタ自動車がグループの求心力を高めるために創業家出身者を社長にすることを決めたと報じた。豊田章男副社長が昇格するもので、彼は同社の事実上の創業者である2代目社長の豊田喜一郎氏の孫だが、豊田家出身の社長は14年ぶりのことだという。その間、豊田家出身以外の奥田・張・渡辺の3氏が社長を務め"世界のトヨタ"に伸し上げたのはご既承の通りである。
戦後トヨタ自動車同様に、ホンダやソニーなど経営に卓抜した創業者が優良な企業を立ち上げた例は枚挙に暇がない。しかし、私は彼らの子供や孫が経営者として優秀かどうかという点には疑問が残るし、世襲政治家にしても然りである。確かに我々の業界でも1部上場のクレーンメーカーのT社やレンタル業者のK社、大阪1部のレンタル業者のN社や商社のW社等は同族会社である。一方、旧財閥系の三菱・三井・住友などは、まず創業者一族が経営者におさまっているケースは稀有であり、立派に時代を繋いでいる。
我々中小企業の経営者にとっても、事業の継承は大変重要な問題であるしM&Aなどの話題には関心は高い。数年間に受けた銀行のセミナーで、2代目の経営者が成功する秘訣について面白いことを聞いたのでここでご披露したい。
①1代1創業・・・親父の仕事を引き継ぐとともに、次の時代の新しいビジネスを立ち上げる。
②カエルの子はカエル・・・良い意味でも悪い意味でも、小さい頃から職住接近で親父の背中を見て育った2代目は、成功する可能性が高い。
③先代の部下は排除・・・親父の服心の部下は親父しか信奉せず、又考え方も古くて時代に即していないので、自分が選んだ同年代の部下を右腕・左腕に抜擢する。
の三点であった。皆さんはこの件に関してどう思われますか?私にとっても切実な問題ですので、ご意見があれば是非お聞かせ願いたい!



