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12月16日(火)    ≪後輩からの手紙≫

私がサラリーマン時代の上司から勧められてゴルフを始めて既に35年が過ぎた。ゴルフを始めて2,3年後そりが合わない会社の先輩と、一緒にプレーをする機会があった。当時のゴルフボールは今のボールと違って、トップするとすぐ切れたものである。初心者の私は、何ホール目かにボールが切れたので、先輩にボールの交換を申し出たら意地悪そうな顔をして拒否されたのである。それ以来私は、そのことを根に持っていた。

最近、ゴルフ会員権の売買を生業としとしている高校の後輩から次のような手紙を貰った。

拝啓 霜夜の候、益々・・・(中略)・・・。『本日の競技方法、スルーザグリーンはオール6インチ、グリーン上はワングリップOKでゆきます』非常に多いこのてのコンペ。そしてスルーザグリーンのボールは動かし放題、グリーン上のワングリップはいつの間にかワンクラブに』

ちょっと待った!ゴルフは『あるがまま』が大前提。ティグランドから打ち出したボールがカップに収まるまで手で拾い上げないのが基本。大自然が相手のゲーム、ボールが1打ごとに異なるライに止まるのが当たり前。芝の状態が良くても悪くても、木の根元ににあろうが、ディボット跡にあろうが、常に『あるがまま』。

運も不運も受け入れて、現実に対応し、プレーを進めてゆくのが、ゴルフの常道。嫌なライからだといって拾い上げてライを変え易きに走るプレーはゴルフではありません。『オール6インチ、ワングリップOK』は日本独特のとんでもない邪法。これをやらせるコース側のこずるい手、断じて誘惑の手に乗せられてはなりませんぞ!!                                                敬具

私は、そりが合わない先輩に拒否されて以来、カジュアルウオーター以外に、どんな場合でも手で摘み上げることを止めてしまった。          嫌いだった先輩に、感謝!感謝!

ゴルフクラブ.JPG                     (しばらく出番がない私のゴルフクラブ)