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12月29日(月)   ≪トラピストビール「オルヴァル」≫

2008122908110000.JPG私は、夏でも冬でも毎日風呂上りに欠かさず一杯のビールを飲みます。一日の疲れをビールで洗い流すのですが、皆さんはビールがお好きですか?我が国には、全国各地に地ビールは有るものの大手ビールメーカーが、そのシェアの大半を占めていて世界的に見てもメーカーの数は極めて少ないと言えます。例えば、ベルギーでは800以上の銘柄があり、多様な種類によってビール党は色んな味を堪能できるようです。

歴史的にもヨーロッパでは、紀元前1800年頃から作られていたようで、ペリー来航の1853年(嘉永6年)に初めて蘭方医に依って試醸された我が国とは比べようもありません。変わったところでは、≪トラピストビール≫という種類のビールがあり、修道院で醸造され、世界171あるトラピスト会修道院のうち7ヵ所のみで生産されています。うち6ヶ所がベルギーで残りが1ヶ所オランダです。

中でもベルギーのオルヴァル修道院で作られる「オルヴァル」は、世界中で知られる人気ビールだそうで、最近知った私も早速数日前に取り寄せて飲んでみました。色はブラウン、アルコール度数は、6.2%ホップの香りが強く、華のような嫌味のない香りです。味わいは、フルーティで強い苦味を感じますが深みがあり、大袈裟かもしれませんがヨーロッパの貴族になった気分であります。

「オルヴァル」のボトルには、ご覧の通り魚が指輪をくわえた奇妙な絵のシールが貼られています。これは、『マチルダの伝説』というちょっとした言い伝えに由来しているそうで、イタリアのマチルド・トスカーに伯爵夫人が当地を訪れた際、谷の泉に亡き夫との結婚指輪を落としてしまい嘆き悲しんだ彼女が、「指輪がかえってきたならば、この地に修道院を建てます」と聖母マリアやに祈りを捧げました。

すると一匹の鱒(マス)が落とした指輪をくわえて水面へ姿を現したらしいのです。マチルド夫人に指輪は戻り、「ここは黄金の谷(Val d'Or)だわ!」と叫んだことから、この一帯が「オルヴァル(Orval)」と呼ばれるようになり、約束どおりマチルド夫人の資金提供により、1124年にオルヴァル修道院が完成したそうです。そして、修道院の運営に寄与するために1931年よりビールを醸造するようになり、このような背景から「オルヴァル」のボトルには、魚が指輪をくわえた絵が描かれているそうです。

当社も今日が、今年の"LAST DAY"です。年末・年始には、久し振りに二人の息子夫婦たちとの団欒が待っています。食卓には、この「オルバル」と芋焼酎の「魔王」、そして私の大好きな福井の特選純米吟醸「黒龍」とフランス・シャンパーヌ地方の「赤ワイン」が並ぶ筈です。

本年中は一方ならぬご厚誼を賜り、誠に有難うございます。
衷心より御礼申し上げると共に、皆様方に於かれましては健やかな"お正月"を迎えられますようお祈り申し上げます。
このブログも、新年5日の「仕事始め」まで休ませて頂きます。
ご愛読感謝申し上げます。
それでは良いお年を!!!