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10月29日(水) ≪ 「手紙~親愛なる子供たちへ~」 ≫
ニッポン放送上柳昌彦の朝のトーク番組で、つい先だってまで或る歌が話題になっていた。その歌を番組に流す事自体に、賛否が間半分に分かれていたのである。その曲の題名は、樋口了一が歌う「手紙~親愛なる子供たちへ~」というものだ。
私も、只の1度しか聞いたことがないので定かではないが、痴呆症になる寸前の後期高齢者(75歳以上)の域に達したであろう父親が、子供たちに書いた或る手紙の内容を歌にしたものである。覚えている部分を並べてみると確かこうだったと思う。
・・・私の足が立たなくなってもあなた達がよちよち歩きを始めた時に、私が手を差し伸べたように私に手を貸して立たせてください・・・・・。
・・・私がご飯をこぼして洋服を汚しても、私があなたの子供の時にしたように怒らないで優しく見守って下さい・・・・・。
・・・私の最後の時には、あなた達の誕生の際に私が立ち会ったように、必ず傍で見送って下さい・・・・・。
その哀愁漂うその歌は私達くらいの年代の者にとっては、何とも言葉では言い表せないほど身につまされる内容なのである。ある人達は素晴らしいと評し、その年齢に達した人達や介護の苦しみの真っ只中にある人達は、こんな歌は聞きたくないのでラジオで流さないで欲しいと言ってくるそうだ。
急激に進む我が国の高齢化社会への流れは、止めようもなく私達『団塊の世代』の介護の問題が目前に迫りつつあるが、私も実際にこの曲を聞いてみて何ともやるせなく、歌詞が耳についたその日は、複雑な心境で一日を過ごしてしまった。
皆さんも興味があれば是非一度、その歌を聴いてみては如何でしょうか!



